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不動明王は大日如来の化身である、との根拠となる経、 あるいは仏典の注釈疏の名...

huu********さん

2014/12/620:27:23

不動明王は大日如来の化身である、との根拠となる経、
あるいは仏典の注釈疏の名前を教えてください

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ベストアンサーに選ばれた回答

sat********さん

2014/12/622:49:19

密教は詳しくないので、
専門の僧侶様か詳しい人がいたら、そちらを優先させてください。

『大日経』に登場する「不動尊」が明王であることについては『大日経』にはどこにも書かれていません『大日経疏』第九巻の『大日経』息障品解説によると、「不動明王」と明記されていて、不空訳『底哩三昧耶不動尊聖者念誦秘密法』には「不動明王」「不動尊明王」「無動明王」とあるようです。

ただ

不動明王信仰は、密教の仏尊の一つである不動明王への信仰で 大日如来の化身とされ、衆生を悟りに導く役目を役目を担っているとされ

8世紀の始めごろ、インド僧の善無畏(637-735)が中国長安に渡来して、『大日経』を訳し。その中国人弟子の一行(683-727)は、師匠の説をまとめて『大日経疏』を編纂し。720年には金剛智(671-741)とその弟子不空(705-774)が渡来して多数の経典を漢訳したようです、不動明王信仰の重要な経典がいくつか含まれて。金剛智は『不動使者陀羅尼秘密法』を漢訳し、不空は『底哩三昧耶経』や『立印聖無動儀軌』を漢訳したようです。しかし、中国密教の最盛期においても、特に注目される仏尊ではなかったらしいです。
またチベット仏教においても不動尊は信仰されているようですが、目立った存在ではないようです。チベットでも不動尊の図像は見られ。図像的特徴は共通している部分は多く、両眼の間に第三の目があり、立像が多いのはチベットの不動尊の特徴です。また群衆を踏みつけている不動尊もあり。これらは後期密教の影響を受けた不動尊の図像で、日本の不動尊とはやや系統を異にします。

不動明王信仰が隆盛するのは、空海が日本に密教を伝えてからのことで。

不動信仰はほぼ日本においてのみ見られる信仰と思われます。『大日経』などの密教経典を典拠とする仏尊ですが、中国密教やチベット密教においても日本のような不動信仰は存在せず。日本に密教を伝えた空海が創始したと言っても過言ではないと考えられます。

空海は大和の久米寺で『大日経』を読み、衝撃を受けて、密教を修する志を立て。唐に留学して当時興隆していた中国密教を学び、その密教の後継者となって日本に帰国したと考えられます。空海は多数の経典や曼荼羅類、仏具、そして修法を持ち帰り。空海が招来した経典のなかには不動明王に関する経典がいくつか含まれていますが。
空海が不動明王信仰を重視した様子がわかる記録は残されていませんが、不動明王信仰を重視したのが空海であることは間違いないだろうと考えられています。空海は『秘蔵記』や『宗秘論』のなかに不動明王について簡単に説くほか五つの不動明王に関する著作が知られ。『聖無動尊念誦儀軌法品』、『聖不動尊功能』、『無動尊瑜伽成就法軌次第』、『不動明王念誦次第』、『〓十九種相観想略頌文』がそれですが、『聖無動尊念誦儀軌法品』、『聖不動尊功能』については偽作の可能性が否定出来ないと言われています。

質問した人からのコメント

2014/12/12 22:21:02

成功 詳しい解説をありがとうございました

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