残念ながら違いますね。 ロードサイド店などの場合、マクドナルド本部が土地を所有し、 売り上げの一部をロリヤリティとしてＦＣから吸い上げる。 だからＦＣが売れば売るほど儲かるというシステムなのでしょう。 ですが日本の場合はロードサイドは土地の価値があまりないところに多く、 ショッピングセンター等の場合は当然土地の所有は出来ませんから、 テナントとして契約するしかありません。 ですので日本にはあまりこの図式は当てはまらないだうと思います。 日本が不動産で売却益を得たケースとして、 直営をＦＣに売り渡す際に生み出されています。 http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0902/25/news031.html 前社長のとき、決算が良かったのも、 実は直営を無理やりＦＣ化した売却益で支えられていたとも言われています。 店舗を作って不動産取得の費用 日本ではこの方式はなじみません。 ほぼ100％の大手外食産業の店舗はテナント貸しに入るか、 土地を借りて建物を建て賃料を払う形式が一般的です。 飲食なんて流行り廃りが早いビジネスですし、 土地の購入までやってしまうと投資を回収するまで時間がかかりすぎますし、 店舗を撤退したのに土地が売却、転用できないと、 固定資産税を食ってしまいさらに赤字がかさむ要因になります。 運営会社にとって含み損というリスクになりかねません。 コンビニだって元酒屋とかの転業でもない限り、 たいていはテナント貸しか借地契約ですよ。 日本のロードサイド店も借地が多いんじゃないかと思います。 http://www.nikkei.com/article/DGXNZO39171130Y2A220C1TJ1000/ ですがアホなことに土地取得に走ったりしました。 業績右肩下がりなのに完全に逆効果な投資なっていますね現時点では。 店舗を赤字で撤退した場合、 速やかに土地の売却や転用ができないとさらに経営の足を引っ張ることにつながるでしょう。 ですが良い立地を購入し店舗が繁盛すれば、 賃料負担はなくなるので利益は上がるというメリットはあります。 あくまで購入した土地の店舗が早期に撤退しなければの話ですが。 まあ店舗がだめでも更地にしてマンション建設など、 その後のことも計算して購入しているのだろうとは思いますが。