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施行という漢字は「せこう」「しこう」のどちらで読んでも正しいようですが、一般...

wah********さん

2015/5/1015:49:53

施行という漢字は「せこう」「しこう」のどちらで読んでも正しいようですが、一般的な読み方はどっちが多いのでしょうか。読み方の違いによって意味が変わる場合もあるのでしょうか。

そもそもなぜ読み方が複数存在するのでしょうか。

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ベストアンサーに選ばれた回答

kai********さん

2015/5/1016:07:17

..一般に、「施行」は「シコウ」、「施工」は「セコウ」と読まれます。

「シ」は漢音、「セ」は呉音です。本来は、「施行」「施工」も「シコウ」と読みます。
〈計画を実地に移す。実際に行う。〉という意味の語「施工・施行・施策・施政・施設/実施」などの場合は「シ」と読み、
〈ほどこし与える。〉という意味の「施行(せぎょう)・施主・施与・施療/布施」などの場合は、「セ」と読みます。
「施工・施行」を「セコウ」と読むのは、"慣用読み"です。

「施行」は「シコウ」と読んで、主に国・地方公共団体などの公共機関の事業を行うことや、「法令の効力を発生させること」の意味です。

..ただ、一般と違って、法律関係、役所では、「強制執行」や「刑を執行する」などの「執行(シッコウ)」と聞き間違えないように区別するため、「セコウ」と言う(読む)慣用があります。ちなみに、「セギョウ」と読めば、仏教の用語で、功徳(くどく)のため、僧などのために物を供することという意味になります。

...一方、工事を実際に行う「施工(シコウ)」を「セコウ」と読み、「施行(シコウ)」と区別する習慣もあります。

..また農業用語の「通年施行」(1年の間、耕作を休んで土地改良事業を行うこと)は、「ツウネンセコウ」と読みます。

「架線(がせん)」「写植(しやちょく)」「口腔(こうくう)」「市立(いちりつ)」「経常(けいつね)利益」などの読みも、同音の衝突による混乱を避けようとする工夫ですが、これらはあくまでも慣用で、その世界だけの読み方であり、一般に使う場合には通用しません。
(ちなみに対応する語は、「河川」「社食」「口喉」「私立」「計上利益」です。以前に対応する語がわからないという人から非難されたので、蛇足ながら)

..NHKの放送では、
......シコウ・・・・施行
......セコウ・・・・施工(工事)
と区別しているようです。
・・・文化庁編集「言葉に関する問答集」、北原保雄編著「続弾問題な日本語」(㈱大修館書店)

...ちなみに、「常用漢字表」の〔音訓〕欄および〔例〕欄は、下記のようになっています。
【漢字】【音訓】..........【零】
....施.........シ...............施設、施政、実施
..................セ.............施主、施療、布施
...............ほどこす.......施す、施し

【注】慣用読み:正統的な読み方ではないが、習慣として一般に広く行われている読み方

質問した人からのコメント

2015/5/10 16:19:10

ありがとうございます。
みなさん参考になりました。

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ベストアンサー以外の回答

1〜1件/1件中

aki********さん

2015/5/1015:57:26

同じような熟語でも
施行はしこう、
施工はせこう
と読むのが普通です。ただし、施行については法律用語の時は「そこう」と読むこともある、となっています。

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