”ＮＣＮＲ”の記載はそもそも「ノークレーム・ノーリターン」の意味にすらなりません。 異なる言葉にも解釈できる略語には効果はありませんので、まずはそれをやめましょうね。 オークションは売買契約に基づき取引が行われます。 お取引そのものを”取り消す”場合は現状復帰、つまり相手の持ち出し分は何も無い状態にする必要があります。 このため送料、振込み手数料など含む商品代金の全てを返金しなければなりません。 これはお取引を根底から覆すような重大な場合になります。 商品が全く異なるというわけではありませんので、 認識が違う程度として商品そのものの機能が変わらなければ、減額しても良いと考えます。 そこは過失割合での相談で決めてください。 また相手方にも過失が認められれば、その分を減額すればよいでしょう。 関連する法律は以下と考えます。 民法第94条（虚偽表示） 民法第95条（錯誤） ・・・誤解していたというような場合はコレ 民法540条（解除権の行使） 民法545条(解除の効果) ・・・現状回復に関して記載されています ＞落札後、商品を見て気に入らないから、返品、しかも送料も負担して！という落札者の都合のみで ＞対応していては、出品者は何のメリットも感じられません。しかも、ヤフー税５％も出品者が支払うのです。 だから出品者が誤解を与えないように正確に相手に情報を伝えて、お取引を進めなければなりません。 出品者にはそれだけの責任があるということです。ご自分のミスによるものは自分で責任を取る、自業自得ですよ。 特にクレームをつけていないというのも貴方が納得してお取引しているからであり、それは悪いことではありません。