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読書家の皆さんにうかがいます 私の書いた推理小説を批評してください これまで...

読書家の皆さんにうかがいます
私の書いた推理小説を批評してください
これまでのあらすじ

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1215080600...

矢田淳一は
阿川信吉の誘拐を無事やりおえてほっとしていた。
「金があれば北海道に旅行に行くんだが」
高田馬場のビッグボックスの前で毛布に身を包んでそうつぶやいていると矢田の肩越しに男が言った。
「金なら貸そうか」
矢田が驚いて身を起こすとそこには義父の武川忠一が立っていた。
普段は栄光に包まれた制服姿だが、今日は背広姿なので交番のボックスの警官も武川の存在には気がつかない様子だった。
「これはお父さん、こんなところに何をしにおいでですか」
矢田は言った。
「阿川総理の誘拐を企てたのは君だね」
武川は唐突に言った。
「へへ、わかっちゃいましたか」
矢田は神妙に両手を前につきだした。
武川は言った。
「私は君を捕まえに来た訳ではない。久しぶりに君に会いたくなってきたのさ」
武川は矢田にラークのソフトケースを差し出した。
矢田はそれを受けとるとセロハンのフィルムを破ると一本とりだして火をつけた。
「お父さんは煙草はやめたんですか」
「ああ、警視総監は東京都の警官四万人の模範を示さないといけないからね」
「かつては私もその四万人の一人でした」
「そして、同僚の妻と寝て警官をやめた」
武川はズケズケと言った。
「用件を言おう」
武川は言った。
「何ですか」
矢田は尋ねた。何だか面倒なことに巻き込まれそうな予感がした。
「現在東京で連続殺人事件が相次いでいることは知っているね」
「えっと、4人でしたっけ」
「ああ、そうだ」
「4人ならそれほど多いという訳でもないでしょう」
「しかし、それが皆、局長以上のキャリア官僚となると話は別だ」
「キャリア官僚だろうが、貧しい浮浪者であろうが人間の価値に変わりはありません」
矢田がそう言うと武川は怒ったような顔をして言った。
「君は子供のような正義を振りかざして、私を怒らせようと言うのかね」
「そんなつもりはありません」
「いいか、総理の誘拐をしたことは見逃そう。阿川総理の推し進める憲法改正へのミチスジヲつける戦争法案の採決は私も反対だったからね。あれは民主主義の手続きを歪めるものとして、私も君とボウフラ、SMAPの行った誘拐はこの際問題にはしない。しかし、その代わり君は今度はワタシの頼みを聞いてくれなくちゃあいけない」
「わかりました。ラーク一箱をいただいたことでもありますし」
「それはこの際関係ない。君とボウフラ、SMAPは警察組織に代わってキャリア官僚4人連続殺人犯人を見つけてくれ」
SMAPとは何度も言うが、sentimental mature angry people(感傷的な成熟した怒れる人びと)という矢田が束ねる地位にある浮浪者組織である。
「見つけて警察に引き渡すんですか」
「その必要はない」
「と言いますと」
「彼がこれ以上犯行を重ねることのないようにしてくれればいい」
「犯人は男なんですか」
「たぶんね」
「わかりました。やりましょう」
矢田はがえんじた。
これ以上、武川と問答を続けていると交番の警察官がやって来そうだった。
武川は立ち上がると去り際に矢田に言った。
「時々、栄子を抱いてやってくれないか。寂しそうにしているものでね」
「あなたが抱いてやったらいいじゃないですか」
「そうなると生まれて来た子供が孫なのか息子なのか判らなくなるからね」
矢田は武川の返事に大きな声をあげて笑った。

続く

補足続き
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1115081063...

矢田,武川,ミチスジヲ,ボウフラ,キャリア官僚

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cat********さん

2015/9/2808:11:27

ありがとうございます

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