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障害者の福祉のためにも、出生前診断を普及させるべきではないでしょうか。 ま...

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ID非公開さん

2016/5/513:10:08

障害者の福祉のためにも、出生前診断を普及させるべきではないでしょうか。

まず現実として、社会全体で障害者福祉に使える資源(予算、スタッフ、設備等)が限られている以上、障害者の数が少

ない方が1人当たりのケアを充実できます。
特に、今後日本は高齢化と税収減が進み障害者福祉予算はどうしても圧迫されていく中、障害者の出生数が減らなければ今の福祉水準も落ちていかざるを得ないでしょう。

最近、新型出生前診断を受けて染色体異常と確定した方の殆どが中絶を選択されたというニュースがありました。
つまり、出生前診断(現行技術だけでなく今後の新技術も含めて広い意味で)が普及し、"知り、選択する機会"がより多くの夫婦に与えられれば、障害児の出生は確実に少なくなることが見込まれます。
そうなれば、現在生きている障害者や、障害を知った上で産む選択をされた夫婦とその子は、限られたパイを少ない人数で分ける事が出来、出生前診断が普及しない場合より充実したケアが受けられるので、彼らにとっても良いことではないでしょうか。

念のため断っておきますが、障害者を差別する意図は全くありませんし、障害を知った上で産む親御さんの決意も重んじられるべきだと思います。むしろ、彼らに充実した人生を送っていただくにはどうすべきか、"限られたパイを分ける"という冷然たる現実と突き合わせて考えると、これがベストではないかと思われます。

また、出生前診断でわからない障害も沢山あるという主張もあり、それは事実ですが、わかる分だけでも減少すれば全体としても減少になる事には変わりないこともまた事実です。

なお、よく引き合いに出される"出生前診断は障害者差別に繋がる"という主張は飛躍し過ぎだと思います。
"将来、健康な子供を作りたい"と運動や食事に気をつけている人は、障害者を差別していることになりますか?
人間はそんなに単純ではありません。
誰もが貧乏は嫌だと思いつつ、恵まれない人に手を差し伸べることもできるのが人間です。
むしろ、全肯定か全否定かの両極端思考の方が、視野が狭く危険だと思います。

補足ここでは、知的障碍など"成人しても社会的自立ができない可能性が高い障碍"を議論対象とします。
実際、知的障碍児の親御さんの大きな心配事が「自分の死後、子供が生きられるか」ですし、産む当事者の判断が分かれる大きなポイントもここだと思います。
身体障碍者の方は、個々の程度にもよりますが、自立して働いている方も多く、長い目で見れば社会的に障碍者を支える側に回れる可能性も十分あります。成長過程でのサポートは必要でも、成人後は健常児とさほど変わらない確率で自立が可能な種類の障碍まで一律に考えるのは非合理だと思いますので、今回は除きます。

新型出生前診断のニュースがポイントの質問であり、また私が関わりあるのが知的障碍児であることも手伝って、知的障碍者を中心に考えていましたが、身体障碍をお持ちの高校生の方からいただいた回答内容から、ここは明確にしておくべきだと思ったので補足します。

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ベストアンサーに選ばれた回答

lin********さん

2016/5/807:10:16

どの状態から ”命” と解釈するか?

どこからを ”命” というかって人によって考えが違うと思うんです。
もし卵の状態から命と言うのだったら、大量廃棄されていることになりますし。

”命” がどこからか、人によって考えが違うため、出生前診断の議論って絶対結論が出ることはないと思うんです。
答えのない問いだと思います。

高校生の私の意見は未熟かもしれませんが…。
個人的には出生前診断の普及に反対です。

その診断自体は否定はしませんが。
ただ、簡単に出生前診断をやるのではなく、カウンセリングを重ねじっくり考えた上で行うべきだというのが持論です。

私は生まれつき足に障害があり、普段は車いすを使っています。
母は、私がおなかにいるとき私の障害はまだ分からなかったらしいです。

でも、もしもおなかにいるとき既に私の障害が分かっていたなら、私はおろされていたと思います。
そう考えるとすごく恐ろしいんです。

私は車いすで、大変なことも多いのですが、学校も好きで毎日楽しいし、本当に生まれてきて良かったと思っています。
だから、母には「私を産んでくれてありがとう」と感謝したいです。

もしも自分がこの世に生まれなかったら…と考えると本当に怖いです。
もう少しで存在しなかったかもしれない、と思うとそれだけで泣きそうになります。

あまり上手く言えないけれど、出生前診断により、生まれる前から ”命の選別” をしてしまってるように思うんです。
色々な人がいて当然なのに、障害があるという理由だけで生まれることが叶わなかった人たちがいるのはやはりおかしいと思います。
自分と重ね合わさるからこそ、強くそう感じるんです。

誰でも不自由ない子供を産みたいと願うのは当然のことでしょうし、そのために健康な生活を心がけるというのも当然だと思います。
ただ、そうでない子どもが宿ったから産まない、というのは何か違うと思うんです。

障害者への社会福祉の充実も大切ですが、”幸せ” って福祉充実だけじゃないと思います。
確かに、障害を持って生まれる人が多く生まれると、充実したケアが受けづらくなるかもしれません。

ですが、身体に障害があっても充実した人生を送っている人がたくさんいます。
私もその1人です。

出生前診断の普及により、幸せに生きられる可能性を持つ人の命を減らしてしまってるような気がするんです。
よって、出生前診断の普及に反対します。

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    質問者

    ID非公開さん

    2016/5/808:20:43

    回答ありがとうございます。
    不自由な脚と一緒に前向きに生きてらっしゃる、素晴らしい事で尊敬します。
    なお、私も出生前診断にカウンセリングは必要だと思います。

    質問者の個人的背景を書くとバイアスがかかりそうなので書きませんでしたが、知的障碍児の支援施設や周辺事情に関わる機会があり、現場はキャパオーバーで疲弊しており、また知的障碍児の家庭は多くが離婚に至り親はメンタルを壊している現実を目の当たりにしました。何とか彼らに十分なサポートを、と考えての本質問です。
    一口に障碍と言っても、一般的に、知的障碍児は身体障碍児よりずっと育てにくいのですよ。
    確かに一人当たりの福祉予算の多さがそのまま幸せに正比例はしませんが、必要要素の一つではあり、それも含めて社会全体の仕組みを踏まえてどうすべきか?
    まだ高校生とのことで、今の気持ちを大事にしつつ、将来は広い視野でも考えてみてください。

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質問した人からのコメント

2016/5/12 12:43:03

自分の言葉で一生懸命答えてくれた高校生に、将来の期待も込めてBAを差し上げます。
人間は個々が平等な人権を持つと同時に、限られたキャパの社会で助け合って生きています。どうか、その両面から物事を考えられる大人になってください。
"産まれる権利"と社会的キャパのバランスについて、臆せず議論できる土壌が無いままでは、キャパの限界は市民意識レベルでの障碍者迫害を招きます。それは非常に恐ろしい未来です。

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mog********さん

2016/5/1104:43:17

出生前診断自体は否定しませんが、診断の精度が至らないシステムであり、一概に良いとも思えません。染色体異常の代表例がダウン症ですけど、ダウン症の症状は子供によりピンキリです。知り合いにもいますが、かなり症状は少なめです。また、他の障害と比べてダウン症は、コミュニケーション能力が高い傾向があります。

ダウン症判明しただけでは、それが重度なのか軽度なのかが分かりません。そのため、ダウン症=絶対重い生活苦になるとも限らないのです。健常児だって育てにくい子は沢山います。それと同じ程度の子を全て「重度」判定して摘み取ってしまっている可能性があるのです。

また、中絶は母体にも大きなダメージを与えます。中絶したら、即次の子供が産めますって訳ではないです。中絶により、子供が出来なくなる、子供が出来にくくなる事は多々あり、中絶すれば、確実に次の健康な子が手に入る訳ではないからです。中絶により、二度と子供が手に入らない可能性も高いのです。出産と中絶リスクを考えたら、しっかり産んでから、次の子を産んだ方が母体リスクは低いです。

今の制度は「障害か分かる」事だけを重視していて、ダウン症の子供とは、実際にどんな子供達なのか?中絶の母体への影響の大きさを、制度対象者に充分認識させていないように感じます。それを理解した上で、その子が軽度の障害でも中絶して後悔しない、次の子が産めなくなってもいいから中絶するって、きちんと理解して中絶すると覚悟できるなら制度を利用して良いと感じます。

正直、中絶する覚悟って簡単に決められるものでもないと感じます。覚悟もないのに診断を受けて、そこでオロオロして迷うぐらいだったら受けないで産む方が気が楽に感じます。

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chi********さん

2016/5/800:26:01

出生前診断と言う新しい価値観が生まれた以上は、もう出生前診断が出来る前には戻れない。

リスクは避けたいと思うのが人間と言う動物なので仕方ない事何でしょうね。

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nin********さん

2016/5/513:50:33

それって出生前診断をして障害があるとわかったら中絶する人が増えるよね。
もちろん受け入れる人も多数います。
現実私の友人もそうです。
然し乍ら受け入れられず中絶する方が多数いるのも事実です。
産まれてくれば全て受け入れて育てようと気持ちになるでしょう。しかしお腹の中だとそう思わないで中絶を選ぶ人もいます。
中絶は殺人行為だと思います。決してしてはいけない行為です。それじゃあなくても、流産や死産だってあるんですよ。
ちゃんと産まれてくるだけでも凄い事です。
それを親のエゴで障害があるから中絶するなんて犬畜生にも劣ります。鬼畜です。
日本の法律では罪に問われる事はありませんが、殺人した事には変わりません。
どんな障害者だって無限の可能性があります。
障害を克服する、革新的な治療法が発見されて治す事だって出来るかもしれません。
現実に生まれつきではないですが医療ミスで首から下が麻痺された方が何年も掛かって克服し今は健常者になってる人も知っています。
人間の身体など何が起こったておかしくないのです。そういう可能性を親のエゴで潰しているのですよ。
確かに出生前診断は必要かもしれませんが、やるのであれば中絶出来なくなる22週以降にやるべきです。

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