「ライフ・イズ・ビューティフル」に出てくるなぞなぞの解釈について。先日、映画「ライフ・イズ・ビューティフル」をDVDで観ました。テレビで放映されていた時にはカットされていたシーンがありました。
「ライフ・イズ・ビューティフル」に出てくるなぞなぞの解釈について。先日、映画「ライフ・イズ・ビューティフル」をDVDで観ました。テレビで放映されていた時にはカットされていたシーンがありました。 それがこの場面です。前から知っている主人公・グイドを、ナチスの軍医が給仕にしてあげます。そして、レストランでグイドをこっそり呼んでこう言うのです。 「グイドよく聞けよ(グイド:頷く)‟デブで醜くて黄色で、どこにいるかと聞くとココ ココ(軍医:グワッグワッ)と答える、歩きながらウンチ(軍医:ポッポッ)をするわたしは誰だ?(グイド:ぽかーんとする)“答えは小カモだろ?”(グイド:頷く)”小カモ”だろ?ところが違うんだ ウィーンの獣医が出題してきた。答えが分からなくて実に困ってる。“カモノハシ”かと思ったが“ココ”と鳴かない。カモノハシは“フルル”(軍医:口の両端を押さえなかがらプルルルルと言う)。カモノハシじゃない(グイド:頷く)。君のために翻訳したんだよ(軍医:グイドに耳打ちしながら)。君の答えは? ”小カモ”だろ?(グイド:頷く)助けてくれ。頼む。力を貸してくれ。眠れないんだ。“デブで醜くて黄色で……(口調:グワッ グワッ グワッ)”やっぱり小カモだ(グイド:去る 軍医:机の上を叩く)。 さて、みなさんはこれをどういう意味だと捉えましたか? 私はこのクイズの答えが暗にユダヤ人のことを言っているのだと思いました。 この軍医は元来はなぞなぞ好きで想像力に富んだ立派な人なのですが、まわりがあまりにも偏見に満ち我を忘れた人間ばかりだという事に絶望し、「自分には何もできない」と言っているのだと解釈しました。 グイドはそんな精神的にまいって以前とは人が変わったようになってしまった軍医を見て、そして妻と子供を助けられないことを知ってショックを受けているのだと思いました。 グイドがレストランに給仕として勤めてる時に、軍医になる前だった医師の事を「あの人は夜も寝ないでなぞなぞに熱中している」と言っていました。 ですが、ユダヤ人収容所で軍医をするようになってから本人は「夜も眠れないんだ」と言っていました。 この2つは同じ行動ですが、寝れなくなったのは全く違う理由からです。 このようなことから、私は前述のような解釈をしました。 ですが感想を見ると「なぞなぞばかりに熱中している軍医を見て、グイドがあきれている」という見方ばかりでした。 皆さんはどう感じましたか。
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調べてみると海外の方の見方でもユダヤ人であるとするのが一般的なようです。 しかし主人公を演じたロベルト・ベニーニは決まった答えはないと言っているそうです。 参考リンク: https://en.wikiquote.org/wiki/Life_Is_Beautiful#Riddles http://boards.straightdope.com/sdmb/archive/index.php/t-128877.html 自分がこの映画見たのが小学生ぐらいのときだったので変な通訳の部分だけ印象に残ってます。質問の回答になってませんが、懐かしいタイトルを見てつい口を挟んでしまいました。
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