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雄雌の性欲の強さは何故一緒ではないのですか? よく聞く一緒ではないとされる理...

txg********さん

2016/9/2513:24:27

雄雌の性欲の強さは何故一緒ではないのですか?
よく聞く一緒ではないとされる理由は、 雌が一度に(或いは人生に)身籠る数が限られているから雌が慎重になるというやつですよね。

これは人間だったら分かりますが他の生物にこういった知能?があるのですか?
交尾したら繁殖するというのは人間以外の生物は知らない、考えてないですよね。


本能だからだ、といえば府に落ちそうですが現在の生物学では本能は存在しないと何度か聞きましたのでよく分かりません

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rit********さん

編集あり2016/9/2523:53:45

生物種における雌雄の性欲差は、一般に雌雄間の潜在的繁殖スピードの違いで決まります。

それが同等の動物種なら雌雄の性欲は似たり寄ったりで、雄の方が速い種は雄の方が性欲は高い傾向になりやすく、雌の方が速い種は雌の方が性欲が高い傾向になりやすいです。

ヒトの場合、雄の方が潜在的繁殖スピードが速く、雄の方が配偶者獲得競争の場面であぶれやすいため、性欲が強くないと配偶者獲得するための動機付けが弱まってしまい、配偶者獲得競争に敗れて淘汰されやすくなります。

女性から見ると男性の性欲が強すぎて無理やり性交を押し付けてくるのに脅威を覚えることが多く、逆に男性から見ると女性の性欲が弱すぎてなかなか性交に応じてくれないと不満を抱くことが多くなり、それが男女間のいざこざの原因になっているのは事実ですが、もっと広い視点から包括的見ると実はそれが最も合理的であることが分かってきます。

ヒトという動物種を包括的に見ると、男女の性戦略がそれなりに異なっている方が、それに伴ういざこざが起こるというデメリットを差し引いても大きなメリットがあり、現状が動物種としての全体的なメリットを最大化できる均衡点になります。逆に言えば、♂と♀の性戦略が同質化しても、さらに異質化してもメリットは小さくなってしまい、他の動物との生存競争(種間競争)に敗北しやすくなります。

まず、有性生殖システムの基礎について知恵ノートにまとめていますので、読んでください。

生命の神秘 ~生殖と♂♀「性」の謎~
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n356110

↑の最後の方に有性生殖システムのメリットについて書いていますが、大きな環境変化が起こった際に潜在的繁殖スピードの速い側の性(♂である場合が多い)は厳しい環境に対する尖兵として淘汰の対象となり、潜在的繁殖スピードの遅い側の性(♀である場合が多い)は厳しい環境に対しても確実に生き残ることで進化の基盤を担い、生き残った少数の潜在的繁殖スピードの速い側の性のうち特に適応度の高い者が相手側の潜在的繁殖スピードの遅い側の性に遺伝子をばら撒くことで、素早く生物種として新環境に適応することが可能となります。これによるメリットは他種との間の競争力(種間競争力)を高めます。

雌雄のいざこざの主因はこの潜在的繁殖スピードの差にあり、潜在的繁殖スピードの速い側の性は、生殖行為に取り掛かった後再び生殖行為に取り掛かれるサイクルが短いためにあぶれやすくなります。そのため潜在的繁殖スピードの速い側の性は同性間で異性をめぐって争ったり、相手側の性に無理やり自分との間の子孫を残させようと強要したりすることが起こります。こうした、同種間での争いごとを「種内競争」といい、雌雄間の潜在的繁殖スピードの差が大きくなればなるほど種内競争の度合いは激しくなります。その代表的な例がオットセイなどの一夫多妻型の動物です。種内競争それ自体は小さい方が望ましく、その方が種間競争力が高まります。

これは、国民がまとまっている国は他国に付けいれられにくく、内紛ばかり繰り返す国が他国に付け込まれて侵略されやすいのに似ています。

有性生殖システムのメリットは、あるていどのところまでは雌雄間の潜在的繁殖スピードの差に比例しますが、ずっと比例して大きくなるわけではなく、だんだんとメリットの度合いは小さくなってしまいます。このため、どこかで均衡点が現れ、それ以上は雌雄間の潜在的繁殖スピードの差が大きくならなくなります。この均衡点は動物種によっても異なり、一般に大型の動物は雌雄間の潜在的繁殖スピードの差が大きく、小型の動物や植物などは雌雄間の潜在的繁殖スピードの差があまり大きくないタイプが多く、雌雄間で逆転しているタイプ(レンカク、タツノオトシゴ、ナンベイタマシギなどは雌同士が雄をめぐって争い、育児している雄の子どもを殺して無理やり自分と性的関係を結ぼうとすることもある)もいます。

なお、ヒトという動物は哺乳類の中では雌雄間のいざこざが少なめの一夫一妻型(おしどり夫婦タイプ)に近く、一夫一妻型から緩やかな一夫多妻型の傾向を持っています。

ヒトという生物の性戦略の違いについて、以下知恵ノートに詳しくまとめましたので、参考に。

愛とセックスの関係 ~男女の違い~
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n355396
男と女はどちらが性欲が強いか?
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n355347

↑より要点を抜粋してまとめます。
人類は、動物の中でも子どもが未熟で生まれてくるうえに自立するまでに約20年もの期間がかかりますから、女性だけでの育児は困難であり、その期間における配偶相手の男性からの扶養を切実に求めざるをえません。そのため、女性にとってのセックスは恋愛感情と密接な関係があります。

女性にとって、セックスして良いかどうか(受容)の主な生物学的条件は以下の三つです。
第一は、自分自身の生活レベルから見てもうひとりの生命を背負って生きてゆくことが可能かどうかの生活レベル判定です。

女性にとって、次世代を生み育てるのに足るだけの心身の健康が担保されないのに妊娠してしまうと、(すでに子供が居る場合はその子供まで巻き添えに)母子共倒れになってしまう恐れがあるため、自分の心身の健康は配偶関係を結ぶかどうかの重要な判断材料になることは疑いありません。

第二は、相手となる男性の適応度がある程度以上に高いかどうかをもとにした遺伝子継承可能性についての遺伝子選別(配偶者選択)です。

相手男性の適応度は、その間に生まれた子の適応度、ならびに次世代の繁殖成功可能性にも大きく影響するため、妊娠・出産という莫大な投資を行うかどうかを決める際に重要な判断材料となります。

相手情報から、生活能力を著しく損ねるような重病、障害、奇形、不相応な言葉遣いや立ち居振る舞いなどが認められる際には、回収困難な莫大な投資を余儀なくされるリスクを回避するため、一般に退避行動が選択されます。

これらは、生物学的にいうと潜在的繁殖スピードの遅い側の性(殆どの場合は雌)に共通する特徴です。

第三は、相手となる男性がその生活をサポートしてくれるかどうかを判断するための愛情確認です。

ヒトに限らず、トキやオシドリなど、夫婦そろって育児をすることで繁殖可能性を高めるタイプの動物では、生存の上で大きなリスクとコストを伴う妊娠、出産、育児期間中に主に配偶相手から生活サポートが得られるかどうかは繁殖を成功に導けるかどうかを大きく左右します。子供が生まれても、繁殖可能になる年齢まで育てることが出来なければ、繁殖は成功したとは言えません。このため、女性はセックスの前後で配偶相手に対する愛情確認に余念がありません。

男性は女性に対して、男性並みに性欲が強くなって簡単にセックスに応じてもらえるようになってくれることを望み、女性は自分が受け容れられる相手だけが自分のペースに合わせて愛情(扶養)を注ぎつつセックスを求めてくれることを望みます。

では両性ともその中間くらいが良いかというと、人類のような繁殖サイクル(次世代が育って生殖可能となるまでの期間)が遅くなりやすい大型動物ではそうはいかず、環境変化に生物種として素早く適応することが難しくなってしまいます。

人類の繁栄にとって、男女の性衝動の強さや質は現状が望ましいと言えます。

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hos********さん

2016/9/2601:01:59

その必要がないから。
生物にとっては「生き残ることができればいい」わけで、必ず雄雌の行動が一致しなくてもいいわけです。

> 雌が一度に(或いは人生に)身籠る数が限られているから雌が慎重になるというやつですよね。

ちょっとそれは質問の骨子とは違う話ですが、
メスは交尾することにリスクがあります。子供を持てば外敵に狙われやすくなるし、身重なら天敵から逃げにくくなる。なので、どうでもいいオスの行動に付き合うのはリスクばかり高くメリットがありません。メスもオスを選んでより丈夫な子供を持つ方がメリットがあります。

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mad********さん

2016/9/2517:35:47

定量性のないものであるため、比較したい人が好き勝手に自分の考える違いを主張しているだけです。

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