電子がマイナスからプラスへ流れると言うのが全然理解できません! 電気はプラスからマイナス、電子はマイナスからプラスへ、それぞれ流れると教わりましたが、 これが全く理解できません。
電子がマイナスからプラスへ流れると言うのが全然理解できません! 電気はプラスからマイナス、電子はマイナスからプラスへ、それぞれ流れると教わりましたが、 これが全く理解できません。 電子とは一体なにものなんでしょうか? 電気がプラスからマイナスへ流れると言う事だけ分かれば、全て解決ではないのですか? 電気があれば電子など、必要ないのではないですか? 電気がプラスからマイナス、電子はマイナスからプラスと聞いて、 昔から鮭の川登りを、イメージしてしまいます。 川(電気)の流れに逆流して鮭(電子)が進んでいくイメージです。 これが常に再現されてしまい、どうしても頭から離れません。 仲良く一緒に流れれば良いのにと、思ってしまいます。 実際に、電気と電子では、このような状態が発生しているのでしょうか? 誰にでも分かる、難しい専門用語など使わずに、私にも分かる様に説明して欲しいです。 無知な私を救うべく、心広く、お優しい方、どうぞよろしくお願い致します。
回答して下さった皆さん、どうもありがとうございました。 皆さんの回答、読ませて頂きました。 だんだん分かってきた様な感じがします。 ただ、やっぱり、解せません。 じゃあ、整流ダイオードの扱い方は、どの様に理解すればいいでしょうか? 私は今まで、プラスからマイナスを基準にして、 意図しない方へ電流を流さないよう、整流ダイオードを取り付けるものと思って居ました。 が、しかし、これも、実は、マイナスからプラスに流れていたって事なんですか? そしたら、さっき言った様に『プラスからマイナスに流れるから、ここの分岐点で、 整流ダイオードを使って、意図的に、こっち方向にしか流れないようにしなきゃな』 、て言う考えが、おかしくなりませんか? なにがなんだか、わからなくなってきました。 どなたか、この疑問にも答えていただけないでしょうか? 私の様な素人にも、決定的になるほどな、と思わせる回答が欲しいです。 我が儘ばかり言って申し訳ないですが、どうぞよろしくお願いします。 (もっと勉強しろ!みたいなふざけた回答は、おやめください)
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ベストアンサー
割と、初歩の電気教育においてこれは難所ではあります。 中高レベルの物理などで電気回路を学ぶとこの「電気はプラスからマイナスに流れる」という固定観念がついてしまうため、本格的に電磁気学を学び始めた場合に電子の挙動がイメージしにくくなります。 実のところ、質問にある「電気」というものは存在せず、「電気の流れ=電子の流れ」なんです。 じゃぁ、なんで逆なのかというと、これは歴史的な経緯によります。 かんたんに言うと、「最初発見された電気の流れは、実は逆向きだった」「電子の発見よりも電気の発見のほうが先だった」という話。 >電気があれば電子など、必要ないのではないですか? 逆なんですよ。 電子の動きこそすべてで、電子が動くことによって動いた後にできる「穴」が逆方向に動いているように見えるということ。 この「穴」を「正孔(ホール)」と言い、このホールは実際するものではなく便宜的に仮置きされた存在です。 >誰にでも分かる、難しい専門用語など使わずに、私にも分かる様に説明して欲しいです。 それ、実に難しいです。 それだけで一冊の入門書になるくらいの話ですから。 それでも質問にある鮭の話を元に、概念的に説明するならば、 ------------ 元々水は動いてなく、鮭はある方向に泳いでいます。 鮭から見ると、水は鮭の進行方向に対して後ろの方向に流れているように「見えます」 この鮭から見た「水の流れ」が「電気の流れ」 鮭そのものが「電子」 ------------ というイメージ。 あくまでイメージですから本質的には正しくない表現も用いていることをご了承ください。 実際には、「鮭が押しのけた水が結果的に鮭の進行方向とは逆方向に動いているように見える」なんですけど、この文章ではイメージしにくいと思うので。
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>じゃあ、整流ダイオードの扱い方は、どの様に理解すればいいでしょうか? (中略) >が、しかし、これも、実は、マイナスからプラスに流れていたって事なんですか? そうです。 ダイオードというものが中でどういう構造になっているのかを理解しないと説明も難しいのですが、ダイオードは内部的に動けるのは電子のみです。 >整流ダイオードを使って、意図的に、こっち方向にしか流れないようにしなきゃな』 >、て言う考えが、おかしくなりませんか? いえ別に。 そもそも電気回路において「電気の流れる向き」というものは単に矢印の方向でしかなく、逆に流れたところで正負が逆転するだけです。 ダイオードは「特定の方向に電気を流す」というよりも「特定の方向に電気を流さない」目的に使用されるものと理解する方がいいです。
質問者からのお礼コメント
補足回答も含め、詳細に回答して下さって、どうもありがとうございました。『電子が動くことによって動いた後にできる「穴」が逆方向に動いているように見えるということ』と言う文面が、私には最終的に決定的になりました。電子、電流の関係性理解のヒントになりました。よく車のタイヤが回転してる逆方向に回って見えるような現象がありますが、なるほど、電気と電子も、簡単に言うとこう言う事なのだなと思いました。
お礼日時:2016/10/3 13:27