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建物の賃貸借契約によって建物を利用する範囲において土地を利用できる権利につい...

s70********さん

2017/1/320:39:17

建物の賃貸借契約によって建物を利用する範囲において土地を利用できる権利について


司法試験 択一 平成24年
〔第12問〕 地上権に関する次の1から5までの各記述のうち,正しいものはどれか。

5.甲土地を所有するAがBのために甲土地を目的とする地上権を設定してその旨の登記がされ, Bが甲土地上に乙建物を建ててCに賃貸したときは,その後,BがAから甲土地の所有権を取 得したときでも,地上権は消滅しない。

この問題において、AがBのために甲土地を目的として設定した地上権は、混同(民法179条1項本文)によって消滅します。


【質問】

では、CがBとの賃貸借契約によって乙建物を利用する範囲において、甲土地を利用できる権利は何なのでしょうか?

賃借権なのですか? だとしたら、CB間の乙建物に関する賃貸借契約に付従して、乙建物を利用する範囲において甲土地についても賃貸借契約が締結されていると構成するのでしょうか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

kat********さん

2017/1/321:39:16

こんばんは

本件地上権は混同によって消滅しますね。

Cの賃借権は建物に関するものであって土地の賃借権ではないから、地上権の消滅により影響を受けないからです。

次に、では、Cが土地を使用する権原は何なのか、と申しますと、建物を使用する範囲で当然にその土地の利用権も含むものと解釈しております。

「建物のみ貸すが、土地は使わせない」という噴飯ものの建物賃借権があっても意味ないですから。

ご指摘のように、土地についても賃貸借契約を擬制するという構成とはニュアンスが異なります。

  • 質問者

    s70********さん

    2017/1/321:47:17

    丁寧なご回答、誠にありがとうございます。


    > 建物を使用する範囲で当然にその土地の利用権も含むものと解釈しております。

    これは、根拠条文はなく、解釈によって導き出される債権なのでしょうか?

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質問した人からのコメント

2017/1/8 19:24:11

とても柔らかい表現で、分かりやすく解説して下さった事を感謝致します。

>そもそも建物を使用する範囲でその底地を使うのは当たり前だから規定する必要がなかったということ

基礎知識も豊富なのですね。感服しました。

私の法律に関する他の質問にもお答えいただけたら、嬉しいです。

よろしくお願い致します。

ベストアンサー以外の回答

1〜1件/1件中

afg********さん

2017/1/321:28:58

地上権が混同により消滅する前にも後にも,そんな「構成」必要ないでしょう。
建物賃借権自体に,建物の使用収益に必要な範囲で土地を利用する権利が含まれていると考えるべきではないですか?
あなたがアパートの一室を賃借りしている場合,別途土地の「区分賃貸借契約」など結びますか?

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