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古今和歌集の

nan********さん

2017/2/720:06:04

古今和歌集の

「目に見えぬ鬼神をもあはれと思わせ」



「あはれ」

は、
ナリ活用で
活用形は何ですか??

教えて頂きたいです。

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aom********さん

2017/2/800:48:42

「活用形」を答えろと言われて、困ったんだね。
なぜ困ってしまったのか、考えてごらん。
「活用形」を見極めようにも、
見極めに必要な「活用語尾」がなかったからでしょう?

「あはれなら」なら未然形、
「あはれに」なら連用形、
「あはれなり」なら連用形か終止形、
「あはれなる」なら連体形、
「あはれなれ」なら已然形か命令形、
と決められるのに、
肝心の「活用語尾」がないから、決められないのだものね。

「語尾」がないなら、何が残っている?
「語幹」です。

だから、
「あはれと思はせ」の「あはれ」の活用形を問われたら、
「(ナリ活用形容動詞「あはれなり」の)語幹」と答えるのが正しいのです。


「あはれ」が出てきたら、三つの可能性を考えなさい。

1、感動詞「あはれ」。
これが、「あはれなり」の原義ともなったもの。
「あーあ・・・」とため息をつくような発声です。
武士や殿様などが「あっぱれじゃ、褒美を取らす!」などというときの、
「あっぱれ」も、この「あはれ」に勢いがついたもの。
「ああ・・・」というため息の音です。

2、名詞「あはれ」。
意味は返信欄の辞書で引いて。
つまり、「感動」と訳せるもの。
「もののあはれは秋こそまされ。」のような「あはれ」は、名詞だね。

3、形容動詞「あはれなり」の語幹部分。
「感動的だ、しみじみした感じだ、悲しい、かわいそうな感じだ」
と、とにかく「ウェットな「様子」」を表すもの。

「あはれと思はせ」の「あはれ」は、「3、形容動詞」だね。
「鬼神をも「ああ・・・」と思わせ」ではなく、
「鬼神をも「感動的だなあ」と思わせ」でしょ。
感動詞じゃないねw
「「あはれ」と言はせ」なら、まだしも「感動詞」の可能性もあるが、
「「あはれ」と思はせ」なんだから、「思う」内容が必要です。
たいていは、「しみじみと感動させ」などと意訳してある。
でも、「しみじみと感動的だ」という、
意味内容を伴った「様子」を表している「あはれ」は、「形容動詞」だよ。


どうして「「あはれなり」と思はせ」と「終止形」になっていないかというと、
「語幹用法」には、強い感動や詠嘆を表すはたらきがあるから。
熱したやかんにさわってしまったとき、
「あつい。」なんて、のんきに言わずに「あっ、あつっ!」と叫ぶでしょう、
これと同じ。
「あつ」は、形容詞「あつい」の語幹です。
古文でも、「あな、あつ。」と言うんだよ。
形容詞や形容動詞は、語幹で言い止めることによって、感動や詠嘆を表現できるの。
鬼神は、「しみじみと感動的だ。」と思うのじゃなくて、
「しみじみと感動的なことよのうー;;」と思うのです。

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質問した人からのコメント

2017/2/12 00:14:59

ありがとうございます!

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wat********さん

2017/2/720:52:17

「あはれ」はもともと「ああ、はれ」という感動の言葉から生まれた感動詞です。それが名詞としても使われるようになり、さらに形容動詞へと発展したものです。ですから、

【感動詞】…ああ。ほんとうに。

【名詞】…しみじみとした感慨。しみじみとした情趣。

【形容動詞】…しみじみと勘当する・しみじみとした情趣がある・
かわいい・いとしい・気の毒だ…etc

などの用法があります。仮名序の用例は「鬼神でさえも『あはれ』と思わせる」わけですから感動詞の「あはれ」となります。

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