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元国鉄の村田元一投手を知ってますか? 1961年 「きっと調子がよかったんで...

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ID非公開さん

2017/4/111:46:29

元国鉄の村田元一投手を知ってますか?

1961年

「きっと調子がよかったんでしょう。勝てたんですからね」村田はひとりごとのようにいった。勝っても負けてもかわらない村田だ。「長島キラー?

とんでもない。むこうが向かってきたからぼくも向かっていっただけです。凡打にとったのは二度ともスピードです。スピードだけです」直球のことをスピードというクセがある。もっそりと帽子をぬぎ、ドロまみれの手でアセだらけの顔をツルンとなでた。うれしいのかうれしくないのか表情はまったくかわらない。そんな村田に金田が声をかけた。「きょうはよかったぞ。おそれいったよ。ほんまにええところみせてもらった」水をかぶったような村田の顔を金田は大きな両手ではさんだ。村田ははじめて笑った。しかししゃべり方は相かわらずスロー・ペース。「ただカンで投げただけなんです。ぼくは頭が悪いから考えるピッチングなんかできないですよ。巨人の打者はみんな強気だった。振りまわしてました。しかしタイミングが合わなかったんですね。ぼくのスピードはあったといえます」最近の村田は力投しながらバックがふしぎに打ちかえせず勝ち星がふえなかった。村田といえばツイてない男の大名詞のようなものだった。そこがこの夜は六回に5長短打を集中して6点。「ここんところツイてないのにはすっかりなれてました。それがきょうはバカツキ。これからよくなりそうですね」報道陣の輪がとけるとロッカーの水道のところで村田は足を洗った。それからフロ場へ。「フロ場で洗うのめんどうでしょう。ここで足を洗ってザブンととび込んじゃうんです。おかしいですかね」江戸っ子らしくフロはカラスの行水。国鉄きってのモダン・ボーイらしく、すっきりした背広をこれまたスピーディーに着がえた。「ああ眠くなっちゃった」ほんとうに大きなアクビをしてみせると、かけ足で球場を出た。話しているとき以外はすべてのスピードのある村田だった。

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s_h_i_n69さん

2017/4/112:08:15

1957年に国鉄スワローズに入団した村田投手は速球と切れのあるシュートとスライダーを武器に入団2年目から主力投手として活躍。1960年には18勝をマークするなど長くスワローズの投手陣を支えた。また王貞治に第1号ホームランを打たれた投手としても知られています。1966年10月12日の対中日ドラゴンズ戦の完投勝利で通算100勝を達成。1969年に現役引退しました。

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質問した人からのコメント

2017/4/1 12:16:52

うひょおおお

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