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劉邦の軍師であった張良の功績にはどんなものがありますか? もし、張良がいな...

cel********さん

2017/4/1512:26:36

劉邦の軍師であった張良の功績にはどんなものがありますか?

もし、張良がいなかったら劉邦は天下を取れましたか?

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ken********さん

2017/4/1514:02:51

張良は平定後に高祖(劉邦)に「運籌帷幄之中、決勝千里之外(謀を帷幄のなかにめぐらし、千里の外に勝利を決した)」と評されています。
「指揮所で作戦を考え、離れた戦線で勝利を収めた」という事で、現代風に言うのなら「戦略家・作戦家」に当たる仕事をしたのが張良です。
参謀とも言えるのですが、張良は「劉邦のアドバイザー」といえる人物で楚漢戦争の戦略だけではなく数々の助言や献策によって劉邦の覇業そのものに貢献した人物であると思います。
その業績を挙げると
・武関や韓などでの劉邦軍の関中行軍の際の献策
・咸陽に留まろうとした劉邦への助言
・鴻門の会前夜の項伯への劉邦の弁護依頼
・漢中撤退時に自ら桟道を焼くべきという助言
・陳平と共に行った和約の破棄
・韓信が斉王位を望んできた事に対する助言
・韓信と彭越が合流しないのは恩賞が少ないからだと劉邦に助言
・雍歯を厚遇すれば叛逆は起きないと助言
・長安を都とするように助言
・皇太子問題で四賢人を招請するように呂后に助言
など、決して戦略だけではなく劉邦及び漢帝国の安寧の為に様々な献策を行っており、劉邦がこれらに全て従い成功した事から評価されているわけです。
度量が大きいと評されたように劉邦は部下の献策を受け入れている事が多いのですが、張良がその献策に反対するとその策を却下している事がたびたびあります。
これは劉邦が「張良の言う通りにしていれば間違いはない」という事を経験として知っていた為だと私は思いますので、功績の大きさはかなりのものだと思います。
後の歴史で「王佐の才」と評されているように、劉邦の覇業に張良は欠かせなかったでしょう。
蕭何や韓信といった三傑の残り二人や曹参・陳平・灌嬰・樊噲・酈商などなど漢軍は人材豊富であり、こうした人材を生かしきったからこそ劉邦は勝利できたのですから、張良だけが抜きんでた功績を挙げているわけではないのですが、やはりその功績は多大だったと思います。

「張良がいなかったら天下は取れていたか?」という仮定への答えは不確定要素が大きすぎて難しいのですが、私は「取れていなかった」と思います。
范増が主張していたように、鴻門の会の前夜に項伯が項羽に劉邦の弁護を行わなければ、劉邦は恐らく死んでいたと思うからです。
項伯は「自主的に劉邦を助けた」のではなく、「張良に頼まれて劉邦を助けた」のです。
そもそも項伯は恩があり知人であった張良を逃がす為に張良の元を訪れ、そこで劉邦の為の弁護を張良に懇願されて承服したのですから、張良が劉邦の傘下にいなければ、范増の策通りに劉邦は殺されていたと思います。

質問した人からのコメント

2017/4/17 09:00:17

詳しくありがとうございました!
すごく参考になりました(^^)

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