私の体験談です。
私が初めて使ったミシンは母が嫁入り道具に持ってきたもので、当時としてはかなりランクの高い電子ミシンだったようです。
そのミシンは両親が雑巾を縫ったり子供用のちっちゃいバッグを作ったりする程度で、たまにしか使っていなかったものを、私が11歳のときに洋裁にハマってがんがん使うようになりました。
ブラウス、スカート、ワンピースなど薄地から厚地まで1シーズン3着くらい(年間10~15着)程度つくり、確か高校入るときぐらいまで使っていましたが、大事な部品が曲がってしまい、古いミシンなので替えの部品がメーカーにもないため直せない、ということで手放しました。そのときのミシン屋さんが言っていましたが、そのミシンはかなり高額でランクの高い、家庭用ミシンとしては最高クラ
スのものだったらしいです。(当時の値段で20万程度?)
ちなみに、ボビンの半回転釜が取れたり、糸の調子が狂って絡まったりする程度の故障は何回かありましたが、自分で直せる程度の故障です。ただ、終わりごろは何回やっても糸が絡まるので修理に出したところ、壊れているということでした。
その後、ミシン屋さんと使用頻度や予算を相談し、5万円程度の電子ミシンを購入。前のミシンと同じ程度の使用頻度でしたが2年もたたないうちに故障。違うミシン屋さんに相談すると、「そんなにたくさん使うならもっといいミシンを買ったほうがいい」といわれ、ちょっと頑張って25万の電子ミシンを購入。(ミシン屋さんが10年は動くと補償してくれたので)現在もそのミシンを使っています。
ミシンの寿命は基盤で決まるそうです。値段もピンきりですが、値段が高いほど基盤も動力もしっかりしていて、ハードな使い方にも耐えるようです(コンピュータミシンでいろんな機能が付いているがゆえに高いものもありますが)
水平釜が外れたり、糸が絡まったり、説明書を見れば自分で直せる程度の故障はどのミシンも時々起こしましたが、「もうだめ、修理するくらいなら新しいの買ったほうがいい」というほどの故障は10年ぐらいでしょうか。