dog_jun_3846です。 回復期リハビリ病院へ入院していると言う事は、 理学療法士や作業療法士の指示のもとリハビリをしていると思いますが、川平法でないリハビリをしているのに、隠れて川平法を行なっていると言う事でしょうか？ もしそうだとしたら、まわりに気を付けてください。病院によっては強制退院させるような所もあるようなので・・・。 前置きですが、 １）川平法は「軽・中度の麻痺者対象」の療法なので、これを1ヶ月実施しても何も効果が上がらない時は、逆に「重度」だと言う判断になります。 ２）川平法を実施する場合、腕は、肩、肘、手首、指の順に実施し、肩が動くようになってから肘を、肘が動くようになってから手首を、実施した方が良いようです。 質問ですが、 １＞どこまでご本人が力を入れて、促通されていますか？ →痙縮が強い場合は、痙縮が出ないように、動くイメージだけで良いです。後は実施する方にゆだねるようにしてください。（がんばり過ぎはだめです。） 痙縮が弱い場合は、強い場合よりも力を入れてもいいですが、全身に力が入るまではNGです。 ２＞30～50回くらい反復していますが、・・・その調整になればと思いますが、これで良いと思われますか？ →川平法は、100回を目安に行ないますが（リハビリ時間の関係）、多ければ多いほど良いようです。但し、痙縮が出て硬くなって来たら止めて、柔らかくなってからまた実施するようにしてください。硬いままだと効果が薄れるようですので。 ※なので、実施ロボットを作ったようです。 ３＞・・・他力運動だけの促通はどこまで効果があるとお考えでしょうか？ →他動だけでも効果はあると思いますが、効率が悪いので、やはり、上記１＞、２＞に注意して実施した方が良いです。 ※促通反復療法（川平法）のHPを最近更新したので、念のため掲載しておきます。 http://xn--mdki1ec0343bnh9cblk9rdf10a.net/%E4%BF%83%E9%80%9A%E5%8F%8D%E5%BE%A9%E7%99%82%E6%B3%95%EF%BC%88%E5%B7%9D%E5%B9%B3%E6%B3%95%EF%BC%89/ ※疑問があれば、またお問い合わせください。