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内部被ばくと外部被ばくの違いを教えて下さい。

内部被ばくと外部被ばくの違いを教えて下さい。

外部被ばく
:放射線そのものを浴びること 大きなエネルギーを浴びた細胞が短時間で破壊される

内部被ばく
:放射線を直接浴びる外部被曝とは異なり、放射性物質を体内に取り込んでしまうこと
取り込んだ放射性物質が時間をかけてゆっくりと放射性崩壊する過程で放射線を放つため、体内の細胞が長時間かけて放射線を浴び続け、ダメージを負う可能性がある

このような捉え方で良いのでしょうか?
異なる部分をご指摘ください。
このような簡単な比較説明が欲しいです。
宜しくお願いします。

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ベストアンサーに選ばれた回答

scw********さん

2017/6/821:31:41

外部被曝については,「細胞が短時間で破壊される」というようなケースがないわけではないが,一度に数十シーベルトというような極端に高い線量の放射線を浴びたときにのみ現れる障害で,相当シビアな事故でもないかぎりまず起きないといえる.福島原発の事故で立ち入り制限が続いている地域にしても,そこで長期間生活した場合には,将来ガンの発生率が上昇する危険が排除できないというレベルの話であって,水蒸気爆発を起こしたプラントの内部でもないかぎり,急性の放射線障害が起きるような場所は原発周辺にない.

今回の日本原子力研究機構の事故を念頭に書かれた質問かと想像するが,もっとも深刻な被曝を被られた方の体内に検出された2万2千ベクレルというのは,1秒間に平均2万2千回の放射性物質の壊変が起き,それに伴って放射線が外界の放出されていることを意味する.これが対外の環境汚染であった場合は,放射線は四方八方に放出され,しかも,放射線の多くは飛距離の短いアルファ線と考えられるので,実際に人体が被爆するのはそのごく一部にすぎず,健康障害の恐れがあるような量ではない.無論,猛毒の物質であるプルトニウムは,たとえ極めて微量であっても環境に放出されるようなことがあってはならないのだが.

内部被曝については概ねあなたが記述したとおり.ただし,考慮すべき重要なポイントがひとつ抜けている.体内に入った放射性物質の累積的な影響については,壊変によって減少していく物理的半減期よりも,尿などに排出されて身体から除かれていく生物学的半減期の方が重要であることが多い.一般人に許容される人為的放射性物質による被曝の限度が年間1ミリシーベルトであるのに対して,今回の事故による被曝線量の推定値,年間1シーベルト超というのはその一千倍以上という途方もない値ということになるが,おそらくこれは生物学的半減期までは考慮したい値ではないと思われる.それにしても,自然の排出を待つのでは,肺組織へのダメージや将来の発がんの確率が大きくなるなど,健康への影響は避けられそうにないから,ウラン,プルトニウムなどに結合して体外への排出を促すことが期待できるキレート剤の投与が,事故直後から行われているのでしょう.

質問した人からのコメント

2017/6/15 13:07:37

求めていた回答がありました。ありがとうございます。

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カテゴリマスター

az_********さん

2017/6/1011:30:23

もっと単純に、外部被曝は、外側から放射線を浴びた場合、内部被曝は、内側から放射線を浴びた場合です。

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カテゴリマスター

2017/6/909:11:17

>外部被ばく
:放射線そのものを浴びること 大きなエネルギーを浴びた細胞が短時間で破壊される
--->大きなエネルギーでなく細胞が短時間で破壊されない場合もあります。外部被ばくを説明するならば、その部分はいりません。

他の良い表現の文献では、
外部被ばく:放射性物質が体の外部にあり、体外から放射線を受ける(被ばくする)ことをいいます。たとえば、宇宙や大地から自然放射線を受けたり、エックス線撮影などで人工放射線を受けたりすることは、外部被ばくにあたります。

>内部被ばく
:放射線を直接浴びる外部被曝とは異なり、放射性物質を体内に取り込んでしまうこと
取り込んだ放射性物質が時間をかけてゆっくりと放射性崩壊する過程で放射線を放つため、体内の細胞が長時間かけて放射線を浴び続け、ダメージを負う可能性がある
--->取り込んだ以降は以下に変えた方が好ましい。長時間でないものもありダメージを追わない可能性も多いからです。

内部被ばく:放射性物質が体の内部にあり、体内から被ばくすることをいいます。私たちが口にする飲み物や食べ物、空気の中には自然の放射性物質が含まれているため、これらを摂取したり吸ったりすることで内部被ばくは起こります。 放射性同位元素を使用した検査でも起こります。影響としては、α線β線γ線の順で被曝の影響は高いでしょう。

k_l********さん

2017/6/908:03:31

なんとなく合ってますが、「大きな」とか「ゆっくりと」とかは関係ありません。

単純に、体の外から浴びれば外部被曝、体内に放射性物質が入り内側から浴びれば内部被曝と思って下さい。

外部被曝の場合は線源から離れたり除染することで比較的簡単に被曝を避けられますが、内部被曝してしまうと排出されるか減衰するまで放射線を浴び続けることになります。

そして、放射線被曝には「逆2乗法則」というものがあり、線源に近ければ近いほど乗数的に被曝量が増えるという法則があります。内部被曝の場合、線源との距離がゼロであるため、最大限被曝してしまうのです。

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