いえ、尖圭コンジローマは基本そういうものではありません。子供の頃から出来物があり、その出来物が大きなったり増えたりするわけでもなくそのまま長年あり続けたものなのであれば、それはウイルス性の尖圭コンジローマのような感染性のイボではなく、細胞に異常があるわけではないが見た目上そういう形になっただけのものと考えるほうが自然です。 もしそれが尖圭コンジローマなら、増えるなり大きくなるなり、規模が小さければ消えていったりなど、長年のうちに何らかの変化が起きたいたはずでしょう。詳しいことはその彼のイボを採取して調べなければなんともいえませんが、長年HPVを持ち続けてなおかつ昔からあるという程度の認識であり続けたという方が考えにくいかと思います。HPVのわかっていないことなども含む性格上、大昔の性行為からウイルスがいるまま、ということはありえはするかもしれませんが、尖圭コンジローマとして規模を保った状態で発症したまま、というのは通常ないはずでしょうね。 検査結果はさすがに信じていいですね。病院でも、血液や体液などの検体を採取したあとは専門の検査機関に外注に出しているのですが、検査キットで郵送しても同じように専門の検査機関に送られています。送る側が病院か個人かという違いだけで、行われている検査内容に差はないはずです。 また、紙に血を吸わせるやり方も気になるかもしれませんが、元々HIVや梅毒のことだけを調べるためだけの採血であればそのくらいの血で十分ですし、紙のせいでわからなくなったりもするものではありません。。病院でもっと多く取られるのは、同時に血液でできる検査を他にも多々行うためというだけですので、そこも安心していいですね。