なぜ、「さぁ、帰った帰った」「(相撲で土俵内に留まれという意味で)のこった、のこった」「早いもの勝ちだよ、さぁ、買った、買った!」など、過去形で命令文になるんですか?
なぜ、「さぁ、帰った帰った」「(相撲で土俵内に留まれという意味で)のこった、のこった」「早いもの勝ちだよ、さぁ、買った、買った!」など、過去形で命令文になるんですか?
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ベストアンサー
>「帰った帰った」「残った、残った」「買った、買った!」 は、命令の表現「帰れ」「残れ」「買え」を強調した表現です。 まだ、「帰る/残る/買う」という動作がなされていないのですから、「た」を使ってそうは言えないはずですが、実際には言われています。 また、乱暴なことばづかいですが、「買っちまえ!」「買っちまいな。」「買っちゃいな。」と言うこともあります。「買ってしまえ!」「買ってしまいな。」に当たる言い方です。 「帰っちまえ!」「のこっちまえ!」「買っちまえ!」は、 「帰ってしまえ!」「のこってしまえ!」「買ってしまえ!」に当たりますが、 ふつう「~てしまう」「~ちまう/~ちゃう」は、そのときにその動作が実現したことを表します。 その「~てしまう」「~ちまう/~ちゃう」を、まだ実現していない動作について用いているのです。 過去を表す「た」に限らず、完了を表す「~てしまう」「~ちまう/~ちゃう」についても、その動作・状態がすでに実現したことを表す「タ形」を使い、 【確実にその動作が実現するように促す】表現になっているのです。 ……宮腰賢『日本語の難問』宝島社、2011年より要約引用
質問者からのお礼コメント
皆さまありがとうございます。大変参考になりました。
お礼日時:2017/6/24 12:35

