フリードリヒ2世が行った赤ちゃんに触れない実験について書かれた書籍があれば教えてください。

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以下の論文にフリードリヒ2世の実験が取り上げられています。 岸本弘:新しい父親像と母親像の研究(Ⅱ) https://m-repo.lib.meiji.ac.jp/dspace/handle/10291/9863 人間の乳幼児に文字通り母性剥奪を強いることによって遂に死に至らしめた実験としては,古くはフリードリッヒ2世の思いつきによる実験が有名である(17)。彼は数人の捨て子の新生児を保母や看護婦に,抱いて母乳を飲ますことも風呂に入れて洗ってやってもよい(栄養とスキンシップと清潔の環境は許可)が,どんな方法にせよ機嫌をとったり話しかけてはならぬ(愛情の表現と言語交換の剥奪)と命じたのである。彼の目的は子どもが生まれつき話すのはヘブライ語か,ギリシャ語かあるいはラテン語か,それとも生みの親の話すドイツ語なのかを確かめることであった。しかし学問好きのフリードリッヒ2世の,この残酷な実験の目的は果たされないままに終った。子どもたちはどんなことばをも憶える前にみんな死んでしまったからである。これが伝説であるかどうか,西欧では孤児院を使ってこの種の試みが当時までにかなり行われていたともいわれているから全くのフィクションでもないであろう。ともあれこの向うみずなひとりの皇帝の探求心によって却って,子どもたちは保母が手で撫でてやったり,笑顔を向けてやったり,あやし言葉をかけてやらなけれぽ生きていけない存在であることを,これ程象徴的に示している逸話はないともいえる。(P154) 以下の書籍から引用されています。 子にとって母とは何か : サルとヒトとの比較心理学 http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA36440257 さらにさかのぼると、Salimbene di Adamという僧による記録”Cronica”に出てくる以下のような文章が原典になっているようです。 http://sourcebooks.fordham.edu/halsall/source/salimbene1.html Like Psammetichus in Herodotus, he made linguistic experiments on the vile bodies of hapless infants, "bidding foster-mothers and nurses to suckle and bathe and wash the chidren, but in no wise to prattle or speak with them; for he would have learnt whether they would speak the Hebrew language (which had been the first), or Greek, or Latin, or Arabic, or perchance the tongue of their parents of whom they had been born. But he laboured in vain, for the children could not live without clappings of the hands, and gestures, and gladness of countenance, and blandishments.

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