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スペイン継承戦争のラシュタット条約でフランスが南ネーデルラント・ナポリ王国・...

nam********さん

2017/8/908:40:27

スペイン継承戦争のラシュタット条約でフランスが南ネーデルラント・ナポリ王国・サルデーニャをオーストリアに譲ったのは、決してオーストリアが戦争で活躍したからではなくフランスとスペインが負けた結果返還とい

う形で譲ったと考えた方がよいでしょうか

補足フランスが自分からこの条約を提示したり、オーストリアがこの条約をフランスに締結させる力がこのときにあったとは思えないので、イギリスなどが結ばせたのでしょうか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

2017/8/910:00:36

この戦争は日露戦争と同じく、両者が未だに自国が勝利だったと言い合っているような戦争です。

結果から見てもどっちが勝利とも言えないし、当時も両者妥協で自国では戦勝と言い伝えるくらいが関の山でした。



戦争は政治目的を達成させる手段です。国家間交渉でお互い利益が被ったりして譲り合いが無い場合に戦争になります。
ハプスブルク家は「元々持っているスペインとスペインの属領のイタリアの保全」
ブルボン家は「スペインに姻戚関係があるのでスペインを貰う。当然その属領のイタリアも貰う」

結果は両者ほぼ相打ちとなりました。当時はフランス1強なのでハプスブルク家側には他の国も付いていて、それでようやく互角または若干ハプスブルク優位で勝負は決まりました。ハプスブルク家は勝者となりましたが、完全勝利ではないので相手の条件も加味して提案する必要がありました。

交渉の結果は
ハプスブルク家「スペイン王位及び属領の保全に成功=政治目的全達成(実質はスペイン王位は名ばかりで奪われる形。属領をオーストリア側が併合した)」
ブルボン家「スペイン王位の奪取に成功(ただし連合王は認めずそれぞれ別の国でやっていくことが条件)=政治目的の部分達成(実質スペインはブルボン家となったがその属領を失い、ついでにアメリカ領土を英国に空き巣される)」

表向きだけならハプスブルクの勝利、実質は両者損しかしてません。交渉は一応勝者となったハプスブルク家側勢力が事前にブルボン家側に目配せして提案します。実際にオイゲン公がフランスやスペイン王と戦中に事前交渉しています。太平洋戦争の日米交渉と同じです。

ラシュタットはフランス王家とハプスブルク家の交渉なので外部が仲介仲裁することはあまりありませんでした。米ソ交渉みたいな当時の最大勢力同士の交渉事に近いため、他が口を挟む余地はありません。

英国は真の勝者なので、2国を仲裁してゴタゴタに介入するより黙って利益をそのまま持って行くほうが得策で、その後の対大陸政策でも消極策を取って海外領土を増やす努力をしていました。

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ベストアンサー以外の回答

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mek********さん

2017/8/909:29:17

フランスじゃないです。スペイン=ハプスブルク家からオーストリア=ハプスブルク家に所領が移管したということ。カルロス2世を最後にスペイン=ハプスブルク家が絶えていたので、その所領を誰が継承するのか。そこに領土拡張に燃えるルイ14世が介入。ブルボン朝の勢力拡大もオーストリア=ハプスブルク家の勢力拡大も望まないイギリスが介入して、スペインはブルボン朝に相続させ、南ネーデルラント・ナポリ王国・サルデーニャはオーストリア=ハプスブルク家に相続させることで、うまく欧州のパワー・バランスを保ったということ。そういう訳で、勢力均衡維持を至上命題とするイギリスの大陸政策の結果です。

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na_********さん

2017/8/909:08:14

>フランスが自分からこの条約を提示したり、オーストリアがこの条約をフランスに締結させる力がこのときにあったとは思えない

と言われますが、内容的に、フランス側が言い出さない限り、こんな条約が成立するとは思えません。

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