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大看板や名跡を襲名することに、現代を生きる噺家には意味があるのでしょうか?

東京03さん

2017/11/1917:16:09

大看板や名跡を襲名することに、現代を生きる噺家には意味があるのでしょうか?

以前ならば寄席の大看板として、また大きな名跡の襲名披露公演は大切なイベントであったように思います。ただ寄席中心からテレビやラジオ、ネットの時代になって、他の演芸が「パーソナリティー」を前面に出して噺家も、噺家個人のキャラを前面に出すようになって「徒弟制の襲名」自体の重みが小さくなったように思います。

記録媒体が普及して、名人上手と言われた噺家の高座を音源や映像で瑞々しくいつでも愉しめる時代に、同じ名跡を継ぐ意味があるのか・・・

それなりに襲名は話題になりますし、商業的には意味があるでしょうが、襲名の扱いも以前ほどではなくなったように思います。

円生や談志、志ん生・・・懐かしい過去の名人というよりも、いつでも音源や映像で楽しめるので、円生は円生、談志は談志・・・と言う意識があって、これらの名跡の襲名には抵抗があります。

やっと今の金馬を金馬と思えるようになりました。先代の金馬の映像はありませんが、音源は手元にたくさんあって瑞々しい口跡を愉しめます。今の金馬も、結構ご贔屓になりましたが、ずいぶん時間がかかりました。

小さんは未だに先代をイメージしますし、三木助は先々代のイメージが強く、先代も好きでわざわざ先代の三木助の時には寄席に出掛けていましたが、今の三木助のイメージはまだです。

噺家の襲名って、それなりに必要なケースもあって、襲名を「機」とする噺家も少なくないと思いますが、でも今の時代に噺家の襲名って、特に大看板の襲名って意味があるのか?と思う次第です。如何でしょうか?

補足質問の趣旨がうまく伝わっていないのは、私の文章力のない所為かもしれません。

質問の趣旨は、記録媒体やネットが普及しデジタル化されて、名人上手と言われた噺家の高座を音源や映像で瑞々しくいつでも愉しめる時代において、「高座名から受ける共通的な印象やイメージ」が、それまでのイメージと異なる噺家が継承することの意味・意義についてです。

寄席やお座敷がメインストリームだった時代における襲名の意味と、名人上手と言われる噺家だけではなくて、さまざまな噺家の高座がネットで閲覧できて、DVDやCD、CSやBSを通して楽しんだり記録できる時代における襲名の意味とでは、大きな差異があるように感じます。

そのような前提において『大看板や名跡を襲名することに、現代を生きる噺家にとっての意味』について問うたのが、今回の質問です。

「看板負け」のようなニュアンスで大看板や名跡の襲名を問うたものではないです。

文章力がなくて、回答者の方々には誤解をさせてしまったようで、大変失礼しました。

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dog********さん

2017/11/2009:56:05

失礼します。横ですが…。

「記録媒体が普及して、名人上手と言われた噺家の高座を音源や映像で瑞々しくいつでも愉しめる時代に、同じ名跡を継ぐ意味があるのか」とのお言葉に、あっと思いました。

ひょっとして「襲名」って、そういう記録媒体がない時代に、先代の芸をそのまま受け継いで見せるためのものだったのでしょうか?
とすれば、今の時代は襲名の必要はない、となりますよね。だって先代の素晴らしい芸は記録媒体に残っているのだから。弟子が引き継がなくたっていいわけですよね。

だから「大看板や名跡を襲名することに、現代を生きる噺家には意味があるのでしょうか」というご質問になるわけですね。
とても納得しました。

あ、いえ、まるで回答になっていないのですが、質問者様のご質問にびっくりして共感した次第です。
横槍失礼致しました。

  • 質問者

    東京03さん

    2017/11/2020:19:25

    >記録媒体がない時代に、先代の芸をそのまま受け継いで見せるためのものだったのでしょうか?

     先代の「思い出」をオーバーラップさせて、「先代だったら・・・」と懐かしがったり、「先代を超えたなあ~」と芸の上達を褒めたり・・・ 芸の差異や相似を愉しむのも醍醐味だったように思います。それは寄席やお座敷での四方山話として・・・です。

     デジタルで記録された過去の名人上手の鮮明な音声や映像,またはインタビュー等があると、その同名人上手と同じ名跡となる意味があるのかなあ~と感じての質問です。

    >素晴らしい芸は記録媒体に残っているのだから。弟子が引き継がなくたっていいわけですよね。

     このdogachaga2017さんの言葉は、想定していませんでした。確かにそのようにも言えますね!

     師匠とは違ったベクトルの、その噺家のキャラを活かせば良いのではないかと感じて質問した次第です。


     

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huu********さん

2017/11/2113:09:51

かつて大看板の多くが、弟子に語りました。

「お前が私の名跡を継ぐことを目指す必要はない。お前が自分でいまの名前を大看板にすればいいんだ」

とどのつまり、襲名というのは(これはあくまでひとつの側面にすぎませんが)そういうものではないかと思います。

一般的に「舞台の絡む芸能」は、襲名にこだわりたがります。
英語圏ではよく男の子に「父親の名前+Jr.」とつけますが、これとは事情が違いそうです。
数年前に他界した市川団十郎なんて十二代目ですよ。
なぜ「襲名したがる」んだろう?

別に名人の名前を付けたからって、いきなりその名人のようにうまくなるわけではない。
これは実名を出して恐縮ですが、当代の桂文楽(前・桂小益)なんか襲名して今年で四半世紀、いまだに二つ名は「セコ文楽」です。

文楽の場合は先代(黒門町)の師匠の小南がめんどくさい人で、ひとことでいえば「上方なのか江戸なのかはっきりしない」コウモリのような人生でした。
黒門町が入門したのは小南が東京で活動していた時代で、しかも小南は自分が上方落語なので、黒門町には円馬に稽古をつけてもらいました。

だから黒門町は別に「東京時代の弟子だから桂文楽は江戸の名跡」と突っぱねても、何も問題は(表面上は)なかったはずです。
一説によると文楽の襲名なのは「上方に取り返される」ではなく、大御所や席亭の「襲名ヒステリー」、つまり大看板が長く空席なのはいかがなものか、という話から生じたといいます。

なんだよ「いかがなものか」って。
大名跡中の大名跡・円朝なんかもう百数十年空席だぞ。
「いかがなものか」でいつまでも「セコ」と呼ばれてはたまりません。

江戸時代ならともかく、ご質問にもあるようにいまは音声も映像もメディアの充実した時代です。
あの志ん生でさえ動画が数本、まして録音はたくさんあります。
志ん生は「あの」志ん生でしかないし、まして白黒でよければ動画もけっこう残ってる黒門町は「あの」文楽でしかありません。

今後、「残す」という意味の襲名の意味は次第に薄れ、ビジネスや自己満足の「欲」が目的の襲名が、増えていくのではないでしょうか。

海老名が「正蔵」を必死に取り戻そうとした(取り戻せると踏んだ)のも、当時の海老名には先代金馬という大きな後ろ盾があったからだし。
まあ結果は散々、逆に「飲んだ彦六は偉い」と評価を高める、海老名の読みとは逆になりましたけどね。

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しーなさん

2017/11/2021:50:09

かつて大看板の多くが、弟子に語りました。

「お前が私の名跡を継ぐことを目指す必要はない。お前が自分でいまの名前を大看板にすればいいんだ」

とどのつまり、襲名というのは(これはあくまでひとつの側面にすぎませんが)そういうものではないかと思います。

一般的に「舞台の絡む芸能」は、襲名にこだわりたがります。
英語圏ではよく男の子に「父親の名前+Jr.」とつけますが、これとは事情が違いそうです。
数年前に他界した市川団十郎なんて十二代目ですよ。
なぜ「襲名したがる」んだろう?

別に名人の名前を付けたからって、いきなりその名人のようにうまくなるわけではない。
これは実名を出して恐縮ですが、当代の桂文楽(前・桂小益)なんか襲名して今年で四半世紀、いまだに二つ名は「セコ文楽」です。

文楽の場合は先代(黒門町)の師匠の小南がめんどくさい人で、ひとことでいえば「上方なのか江戸なのかはっきりしない」コウモリのような人生でした。
黒門町が入門したのは小南が東京で活動していた時代で、しかも小南は自分が上方落語なので、黒門町には円馬に稽古をつけてもらいました。

だから黒門町は別に「東京時代の弟子だから桂文楽は江戸の名跡」と突っぱねても、何も問題は(表面上は)なかったはずです。
一説によると文楽の襲名なのは「上方に取り返される」ではなく、大御所や席亭の「襲名ヒステリー」、つまり大看板が長く空席なのはいかがなものか、という話から生じたといいます。

なんだよ「いかがなものか」って。
大名跡中の大名跡・円朝なんかもう百数十年空席だぞ。
「いかがなものか」でいつまでも「セコ」と呼ばれてはたまりません。

江戸時代ならともかく、ご質問にもあるようにいまは音声も映像もメディアの充実した時代です。
あの志ん生でさえ動画が数本、まして録音はたくさんあります。
志ん生は「あの」志ん生でしかないし、まして白黒でよければ動画もけっこう残ってる黒門町は「あの」文楽でしかありません。

今後、「残す」という意味の襲名の意味は次第に薄れ、ビジネスや自己満足の「欲」が目的の襲名が、増えていくのではないでしょうか。

海老名が「正蔵」を必死に取り戻そうとした(取り戻せると踏んだ)のも、当時の海老名には先代金馬という大きな後ろ盾があったからだし。
まあ結果は散々、逆に「飲んだ彦六は偉い」と評価を高める、海老名の読みとは逆になりましたけどね。

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yar********さん

2017/11/2009:03:41

大名跡の襲名は落語界にとっては一大イベントですからね。
ただの落語ファンとしてはそれに乗っかって楽しむだけです。

>現代を生きる噺家には意味があるのでしょうか?

前座・二つ目の時に「小田原丈」とか「おじさん」とか変な名前を付けられた噺家さんにとっては重要なのかな?。

真打ち昇進に伴って、実力に伴った名跡を・・・でも今、空きがない、そんな不幸な実力派落語家の救済処置が大看板の襲名、ってことで如何でしょう。

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pro********さん

2017/11/2007:24:32

襲名の意義としては2つあります。

【1】「名跡を襲名する」というのは、
「歴史の一員になる」ということです。

「初代の正蔵はこんな人で、二代目はこんな人で、
先代はこんな人で、当代はこうです」
という歴史に名を連ねることができます。

客にとっても、「こういう歴史につながる人なんだな」と
認識できるわけです。

【2】尊敬する師匠に近づきたい、
師匠の後継者であることを示したい。

師匠の名前の襲名が、遺族や一門や協会幹部に認められるのは、
「先代の後継者として認められた」ということになります。
認められたことを世間に認識させるためには、
襲名披露が必要になるわけです。

【1】と【2】のミックスもありますね。

なお、先代金原亭馬生は、
「真打になったら一家を成すんだから」と、
なるべく金原亭以外の亭号を名乗らせています。
(むかし家今松、五街道雲助、吉原朝馬、初音家左橋など)
五街道雲助さんもその考え方を踏襲して、弟子には
みんな違う亭号を名乗らせてますね。

あなたの考え方は、先代馬生に近いのかもしれませんね。

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2017/11/1922:08:56

大名跡の襲名は意味あるでしょうね。
先代のイメージが強いから誰も継いではいけない
なんてありえないし。

当代の小さんとかはあまりテレビに出てこないですしね。
三木助に至っては襲名したばかりですし

けど林家正蔵や三遊亭圓楽などは、当代の方を
強くイメージできる、という人もいらっしゃると思うし。

例えば志の輔が談志を襲名したら、すぐは無理でも
そのうち「今の志の輔=談志」をイメージする人の方が
多くなるでしょう

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