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枕草子に描写される宮中の人間関係について質問があります。

wah********さん

2018/1/723:50:11

枕草子に描写される宮中の人間関係について質問があります。

枕草子では、複数の段で男性貴族たちが歌詠みなどでワイワイ盛り上がって、現代風に言えば「その場のノリ」で突然清少納言を呼び出したり短歌や漢詩のお題をふっかける場面が見られます。
逆に、九九段(?)「五月の御精進のほど」では、ちょっとしたいたずら心から藤原公信の自宅に押しかけるばかりか、ピンポンダッシュまがいの事をして彼を走らせています。

このように、枕草子において、清少納言は男性貴族達とかなり気さくで親しく接している描写が非常に多く見受けられます。しかしこうした描写は、「女性は男性に感情を見せてはいけない」「そもそも男性は滅多に女性と会うことがない」といった、これまで自分が他の古典を読んで感じていた平安時代の人間関係に対するイメージと大きくかけ離れているように思えます。
(特に「五月の御精進のほど」ではそれこそ子供のように平安京の中を縦横無尽にはしゃぎ回っているように思えます)

自分はこういった平安時代のしきたりや堅苦しさを感じない、生き生きとした明るい枕草子の描写に好感を持ったのですが、実際のところ当時の常識から考えて清少納言のこのような気さくな人間関係はあり得たのでしょうか?

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ito********さん

2018/1/813:59:19

「男性貴族」といっても出てくるのはほとんどが中宮定子の兄弟親戚であって、誰とでも、というわけでも有りますまい。
清少納言は歌詠みの娘で素養があり、定子の一番のお気に入りですかあら、何かあればすぐ定子が呼びよせるし。
平安時代の男女関係、宮中は別格ですね。女房たちはヒマだから、若い君達の名前を知りたがり、何か聞きつければ仲間内でうわさしたり、は常のことでしょうね。
「五月のーーー」では、ヒマをもてあましてちょっと時鳥を聞きにいこうと出かけただけ。帰り道にある公信の家に寄ったのは、卯の花で飾りつけた車を見せて、評判を立てさせようとしたいたずら心から。たまたま、「裸でいます」と従者が言ったから、さっさと遣り過ごしたの。
でもね、定子と彰子の関係で道隆、道長の勢力争いの頃はノイローゼになって一時里帰りしたり、苦労はあったね。
結構好きなこともできたのは、皇后の一番のお気に入り女房だからで、並みの女房なら、こうは行くまいに。

質問した人からのコメント

2018/1/12 18:19:31

確かに、登場する男性の殆どが藤原姓か、源姓でしたね。
清少納言自身が数いる女房の中でも別格の存在だったのもあるかもしれません!すごく納得のいく説明ありがとうございます。

枕草子が中関白家の没落期に書かれたということはどこかで耳に挟んだことがあります。そんな時期にあえて明るい枕草子を執筆したのには、何か意図があるのかもしれませんね。

ご回答ありがとうございました!

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