初めまして、横浜市瀬谷区で不動産会社を経営しております。 マンション売却のための「査定」についてのおたずねですね。 一般の方が査定を「どこに依頼するか？」は、なかなか思い悩むところでしょうね。 誰か貴方が信頼している方に「信頼できる不動産会社」を紹介してもらい、貴方が実際に確認するのが最も確実な方法ではありますが・・・。 それが難しいとなりますと、今まで何の関係もない不動産会社ということになりますよね。 この場合、大手不動産仲介会社、小手不動産仲介会社でわけて、大手なら安心だろうという方もいらっしゃるかも知れませんが、大手でも「実際に査定する営業職」は完全固定給ではなくて、歩合給も給与に反映させているところも多いですので、その営業職によっては、自分の利益のためだけにお客様をカモにする連中もいますので、一概に大手なら大丈夫とも言えません。結局は大手でも、小手でも「その担当者次第」ということになります。 まあ、あくまで目安ですが・・・貴方の最寄り駅近くにあります不動産「売買」専門の不動産会社を大手、小手を先入観なく訪れてみて、「マンション売却のための査定をお願いできないでしょうか？何社か査定をお願いする予定ですが、もし御社の査定に納得がいきましたら、御社に売却をお願いしたいと思うのですがいかがですか？」というように伝えれば、査定してくれるでしょう。 その際、その会社の雰囲気のみならず、その担当者をご覧になって、例えば話し方、態度、雰囲気等の「人となり」も、しっかり観察しておきます。もし直感で「この人はイヤだな！！」と思う人がいれば、最終的には外した方が方がいいでしょう。案外、人間の直感はあたりますよ（笑） さて、何社かの査定（３社～５社で大丈夫です）が出そろいましたら、その査定金額の「平均値」を計算してみます。その金額がおそらく妥当な金額でしょう。 売却依頼（媒介契約といいますが）を取りたいがために「高く査定」する業者もあれば、自信がなくて「低く査定」する業者もあります。 不動産仲介会社の査定は「買取査定」ではありませんので、その金額の高い、低いはあまり気にしなくても大丈夫です。 査定金額の平均値によって、だいたいの売却予想金額がわかりましたら、先程の査定してもらった担当者の中で誰にお願いするかですが、これは事前に見ておいた「人となり」を参考に決めればよろしいかと存じます。 そこまできましたら、あとは少々高めに出すか、そのままの売却予想金額で出すかですが、売却に時間があるようでしたら、少々高めに出して、３ヶ月様子を見て、難しそうなら金額を下げるという方法もあります。ただ、何度も下げたりしますとみっともないので、「少々の高め」がいいでしょう。 以上、参考にしてください。