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古刀の時代の日本刀の材料は玉鋼ではない鉄なんですか?

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ID非公開さん

2018/5/1715:39:07

古刀の時代の日本刀の材料は玉鋼ではない鉄なんですか?

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回答数:
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ベストアンサーに選ばれた回答

kii********さん

2018/5/1716:39:33

そうですね。
玉鋼というのは明治になって制定された規格ですから。
それ以前の、おそらく玉鋼に相当したのであろうと推測されている「白鋼」も16世紀になって造られるようになるので、古刀では使用されていません。

しかし、鎌倉以前の古鉄が良質でもてはやされていたのは事実です。

では、なぜ鎌倉期以前の鉄が良質なのか、というと理由は二つあります。
一つは、上古刀という弥生〜平安初期の太刀に使われていた鉄は大陸産で、この頃の中国の鉄は間違いなく世界一の品質を誇っていた。
特に漢代の製鉄は現在ではロストテクノロジーで再現が出来ないとされます。
その秘密はどうやら産出される鉱石自体にも由来するようですが、晋代以降の王朝分裂と異民族支配の動乱期に、その秘技は失われてしまった。
しかし、7世紀頃から日本で製鉄が始まると急速に製鉄国として台頭し、唐代には逆に中国に盛んに鉄を輸出していた。
私感ですが、日中で製鉄に関わっていた人々はおそらく同じ一族でしょう。
大陸の動乱で日本に移住してきたのだと思います。
この頃の鉄は国内ではほとんど残っていないとも言われ、貴重なんだそうです。

もう一つは、室町中期から中国との貿易が盛んになると、インドや東南アジアで作られた野焼きの安価な鉄が大量に流入し、国内の鉄の品質が一気に下がってしまった。
世は戦国の始まりですから、鉄はあればあるほどいいという時代です。
その安価な輸入鉄によって国内のたたら業者は廃業に追い込まれていきます。
つまり、鎌倉以前の鉄が良い、というより、それ以後の鉄がとにかく悪い、ということです。

まあ、それがあったからこそ炉の改良などで高品質な鉄が西日本で作られるようになり、白鋼、のちの玉鋼が作られるようになるんですが。

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質問した人からのコメント

2018/5/17 22:31:28

ありがとうございます。
とてもわかりやすかったです

ベストアンサー以外の回答

1〜1件/1件中

n37********さん

2018/5/1718:51:03

「たまはがね」とは、
江戸時代になってからの製鉄ビジネスの商品名のようです。

明治時代以前の日本では、
石炭を使った製鉄はありませんでした。
俵国一氏はそれを和鋼といいました。

商品名は何であれ、
木炭を使って、
酸化鉄を鉄に戻していたのですから、
砂鉄や鉄鉱石に含まれていた成分はあまり関係がないと思います。

重要なことは製鉄時の温度、と思います。

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