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建築の荷重について G固定荷重 P積載荷重 S積雪荷重 W風圧力 K地震力のそれぞ...

oga********さん

2018/5/2108:27:00

建築の荷重について G固定荷重 P積載荷重 S積雪荷重 W風圧力 K地震力のそれぞれG、P、S、W、Kは何のスペルの略でしょうか?

この質問は、活躍中のチエリアン・専門家に回答をリクエストしました。

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oyu********さん

リクエストマッチ

2018/5/2500:21:16

G固定荷重
構造力学でこれが単独で使われる場合は「せん断弾性係数」をあらわすが、これに該当するようなもので頭文字に G があるのはドイツ語の Gleitmodul しか見当たらないので、たぶんこれ。この値はヤング係数 E とセットで使われることが多いので、これがドイツ語なら、E も ( 英語の Elastic ではなく ) ドイツ語の Elastizitat の方か。
分からないのは、これを「固定荷重」の意味として使う用法。ご存知のとおり、建築基準法施行令をはじめ、構造計算の教科書などでも頻繁に使われている。ただし、日本建築学会「建築物荷重指針」では、版の違いにより以下のように記号が変遷している。

G (1981年版) → D (1993年版) → G (2004年版)

このうち、1993 年版の D の出所が Dead Load であることは分かる(本文中に記載されている)が、これが 2004 年版で G に戻ったのは「国際規格との整合を図るため」とされている。しかし、その「国際規格」がどのようにして作られたのかがよく分からない。
それから、建物の重心位置をあらわすのに G という記号を使うことがある。こちらは Gravity ( 重力 ) のことで、ちなみに、「重心」は Center of Gravity 。


P積載荷重
構造力学では、一点に集中して作用する荷重(外力)の記号としてよく用いられるが、これは Press ( 押す ) あたりか?
固定荷重を G であらわす理由が分からないことは先に書いたが、同様に分からないのが積載荷重を P であらわすこと。この記号は建築基準法施行令をはじめとして頻繁に使われるが、日本建築学会「建築物荷重指針」では、版の違いにより以下のように記号が変遷している。

P (1981年版) → L (1993年版) → Q (2004年版)

このうち、1993 年版の L の出所が Live Load であることは分かる(本文中に記載されている)が、それ以外は全然分からない。ちなみに、2004 年版から Q になったのは「国際規格との整合を図るため」とされている。


S積雪荷重
「積雪荷重」の意味で使われる場合は、もちろん Snow ( 雪 ) 。


W風圧力
「風荷重」の意味で使われる場合は、もちろん Wind ( 風 ) 。


K地震力
建築基準法施行令ではこれを「地震荷重」の略として使っている。また、建物等に作用する「震度」の意味でも使われるので、これが地震力をあらわす記号として広く使われていることは間違いない。その理由についてはよく分からないが、とくに「地震」ということにこだわらず、「力」「運動」を意味するドイツ語の Kraft が元になっていると考えてもよさそうな気もするが、確証はない。
ちなみに、日本建築学会「建築物荷重指針」の 1993 年版以降では、地震力をあらわす記号として E が採用されており、こちらは Earthquake の略なので大変分かりやすい。

以上
http://www.structure.jp/column6/column6.html
によります

質問した人からのコメント

2018/5/27 10:09:20

丁寧な回答ありがとうございます!
勉強になりました。

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