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囲碁のタイトルの序列について教えて下さい。 将棋では、①竜王、②名人、③叡王(...

hello-ATさん

2018/6/815:54:34

囲碁のタイトルの序列について教えて下さい。

将棋では、①竜王、②名人、③叡王(新タイトル)、④王位、⑤王座、⑥棋王、⑦王将、⑧棋聖になっているかと思います。

これらの順は賞金総額から決められていますが、実際には竜王と名人が別格でほぼ同列、その下にその他のタイトルがほぼ同列であるという認識です。

また、竜王と名人は、賞金総額から形上は竜王が上になっていますが、むしろ名人の方が伝統や格式から格上という感覚を持っている人も多いと思います。
実際、名人の永世称号だけが十五世名人、十六世名人と何世なのかを明示する呼び方ですし、名人挑戦者を決める順位戦が棋戦の中心になるなど、その特性上特別感があります。
*棋士を目指すのに「名人になりたい」という抱負を語る棋士は多くても、「竜王になりたい」という抱負はあまり聞かない・・・?

そこで質問ですが、囲碁のタイトル序列ではどうなのでしょうか?

①棋聖、②名人、③本因坊、④王座、⑤天元、⑥碁聖、⑦十段という序列があるのは認識していますが、伝統でいえば名人や本因坊は重みがあると思います。
何となく、棋聖・名人・本因坊とその他では差があるように感じますが、その三大タイトルの感覚的な格付けも微妙なのだと思います。

多分に個人的な印象や感覚になるものだと思いますが、囲碁ファンの中でそれぞれのタイトルがどんなイメージなのか知りたいです。

個人的な感想でも良いのでご教示ください。

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ベストアンサーに選ばれた回答

(奏)さん

編集あり2018/6/1009:26:32

昭和の初め、毎日新聞は、囲碁界と将棋界の両方に、名人戦を創設、毎日新聞が主催したい(もちろん、独占棋譜掲載で新聞の売り上げにつなげるため)と持ちかけ、タイトル棋戦ができ、棋士の収入が増えることも歓迎されました。
将棋界では、「名人戦」はすんなり決まりましたが、囲碁の方では、江戸時代から昭和になっても続く名跡、本因坊家が途絶えることを危惧した二十一世本因坊秀哉名人が、「名人戦ではなく、選手権戦の優勝者に本因坊を名乗らせる棋戦」とすることを強く求めて、毎日新聞が折れて本因坊戦(本因坊名跡争奪選手権戦)が生まれました。
本因坊戦とする大義名分としては、「名人というのは、自然に生まれる=周囲がすべて実力を認め、全員一致で推挙されて誕生するものであって、一度の棋戦で優勝したら名人というのはありえない」と言われ、長く、囲碁界では、名人というタイトルを勝手には作れないという空気のままでした。

また、本因坊戦ができたころは、そういう1年毎の選手権はしょせんは花相撲みたいなもので、棋士の本場は、昇段を決める大手合だ、と考えられていましたが、次第に、「誰が何段に昇段した」という大手合より、「今度の優勝者は誰になるか」という選手権に人気が集まるようになり、タイトル戦の開催は、新聞社にとって、良い宣伝と、棋譜掲載による購読者確保になってきました。

そうすると、いよいよ最大のタイトルである名人戦をなんとか開催したいと、大手新聞社が互いに牽制しているところ、突如、読売が抜け駆け的に、日本棋院と名人戦の契約を結んだと発表します。
それには棋士の反対もありましたが、昭和32年当時で名人戦の契約金が2500万円だ(本因坊戦が300万円くらいだった。いまでいえば1億くらいか)というのを聞いて、それが棋士の対局料として分配されることを思えば、反対する者はいなくなりました。

そうして、読売が金にものを言わせて作った名人戦ですが、最初こそ2500万円は莫大な契約料ですが、そのあと、東京オリンピック、大阪万博など、日本の高度経済成長期を経て物価が跳ね上がったにも係わらず、12年経っても契約金は2500万円から変わらず、棋院の値上げ交渉でも1割アップの2750万円にしかならず、ついに、億単位の契約金を提示した朝日新聞に名人戦を移管する、と、一方的に棋院の契約破棄事件がおきてしまいまいた。

裁判にもなりましたが、結局、名人戦は朝日に移管。

そこで腹を立てた読売は、名人戦よりももっと契約料、対局料の高い棋戦を創設する。一番高額の棋戦なんだから、当然序列一位だ。と、契約金等諸々で4億円で作ったのが棋聖戦。


ということで、
本因坊・・・秀哉のエゴ
名人・・・朝日の狡い横取り
棋聖・・・読売の金
ですかね。

  • 質問者

    hello-ATさん

    2018/6/1110:43:12

    ご回答ありがとうございます。
    経緯を知る事で何となく解った気がします。

    厳密には違うのでしょうが、将棋と囲碁のタイトルを比べるとこんな感じでしょうかね?

    将棋:竜王位 ≒ 囲碁:棋聖位
    将棋:名人位 ≒ 囲碁:名人位+本因坊位÷2

    まあ、将棋の竜王位は九段位→十段位→竜王位と、それなりに歴史あるタイトルの発展なので、全く新設の囲碁の棋聖位とは若干異なりますが、経緯とか価値観からするとこんな印象を持ちました。

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質問した人からのコメント

2018/6/13 12:20:13

ご回答ありがとうございました。

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