ここから本文です

君の名前で僕を呼んで。でイマイチわからないことがあります。

アバター

ID非公開さん

2018/9/2108:21:13

君の名前で僕を呼んで。でイマイチわからないことがあります。

題名でもある、相手を自分の名前で呼ぶのにはどういう意味があるのでしょうか?

1回目のベットでのシーンのときのお互いの気持ち
2回目の最後の電話でのときのお互いの気持ちが知りたいです。



理解力なさすぎて自分でも悲しい…( ; ; )

あとエリオはずっとオリヴァーを想い続けるでしょうがオリヴァーはどうなのでしょうか?

それからオリヴァーって元々同性愛者なのですか?
あ、でも普通に女性とダンスしてキスしてたから違うのかな…?


ご回答お願いします!(^^)

閲覧数:
7,244
回答数:
2

違反報告

ベストアンサーに選ばれた回答

tar********さん

2018/9/2320:58:28

ギリシャ神話のアンドロギュノスに関わりがあるという考察があります。
https://www.club-typhoon.com/archives/23595796.html#i-14
私がこれからする回答はこれに基づきます。

また、アンドロギュノスについてはこちらが参考になります。
https://information-station.xyz/5702.html
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/両性具有

プラトンの「饗宴」によると、人は元々二人の人間が一つに合わさった生き物であったそうです(アリストパネスの演説)。しかし、それが二つに分かれてしまったために、現代の人々はその片割れを求めて彷徨い、再び一つになろうとする。それが愛だというのです。

もう一つ出典を(wikipediaですが…)。これの「アリストパネスの演説」という所に「原始時代の人間は男と女と男女(両性具有)の三種があり、それらはいずれも背中合わせで二体一身(男男、女女、男女)だった。」と書かれてあります↓
ja.m.wikipedia.org/wiki/饗宴(←https://を先頭につけてください)

おそらく、オリバーとエリオはお互い、そのアンドロギュノスとしての相方であったのです。相手を自分の名前で呼ぶということは、その相手を自分として認識し、自分の中に取り込む行為とも言えます。二人はもはや一つの生き物である、また、それは生まれた時から既に運命として定まっていたわけです。それぐらいに両者の絆は深いのです。というよりは、オリバーはこの神話を知っていたのかもしれません。学者の卵であり、熱烈なユダヤ教信者であるわけですから。「君の名前で僕を呼んで、そうすれば僕の名前で君を呼ぶ」とは、「君は僕に、僕は君になる」という願いが込められています。すなわち、「君と僕で一つになりたい」という、アリストパネスが語る真の愛に基づく告白であり、「I love you」が極限まで昇華された究極の愛の言葉なのです。


>1回目のベットでのシーンのときのお互いの気持ち
2回目の最後の電話でのときのお互いの気持ちが知りたい

これはまさに、両者が互いを心から求め、欲している気持ちです。そして、決して一つになれないことを思い知らされながら、嗚咽に似た形でその煩悶とした愛情を吐露しているのです。


>それからオリヴァーって元々同性愛者なのですか?
あ、でも普通に女性とダンスしてキスしてたから違うのかな…?

あれは、オリバーの鎧です。「アメリカの映画スター」かのごとく彼が振る舞うのは、彼が身につけてきた自己防衛の技術です。例えば、湖で見つかった銅像を見に出かける直前、オリバーはまるでエリオに見せつけるかのように過剰な手つきでキアラの腰を抱き、イチャイチャします。しかし、キアラから離れ、エリオのいる車の方へと顔を向けた瞬間、その顔は無表情へと切り替わりました。これこそが彼の本性であり、彼のキアラに対する全ての行いは演技なのです。また、その後すぐ、後部座席でオリバーとエリオが険悪な雰囲気になっている中、パールマン教授(エリオの父)が「どうかしたのか?」と声をかけた直後、彼の険悪な表情はまたガラリと変わって、ニッコリと微笑むのです。これもまた彼の得意とする技術の一つ、当たり障りのない笑顔(bland smile)です。ザ・アメリカ人という、自信に溢れた男性像はオリバーが生まれつき持つものではなく、同性愛を断固として禁ずる厳しい家庭環境で培ってきた努力の結晶なのでしょう。

彼の隠された本心は、映画の後半になるにつれて明かされてきます。まずは、エリオがお気に入りの場所へ彼を連れてきたとき、「君はいつも自分を卑下するよね(君はいつも自信がなさげだな)」とオリバーに言われたエリオは彼に「君は違うよね」と返します。これに対し、「周りの目が気になるのかい?」のように返すオリバーでしたが、実はこの時、彼の表情は少し硬直しました。なぜなら、彼の本音は別のところにあったからです。
他にも、初めて一夜を過ごした後の朝のオリバーの表情や、その後泳ぎに行った後の帰り、二人が無言でそれぞれの部屋へと入るシーン、オリバーの困惑する表情がドアップに映されます。また、最後の宿屋、夜が明けたシーン、エリオを見つめながらベッドに座り込んだオリバーの表情からは、誰しもが、彼が実は他の人と何も変わらない弱い心を持っているのだということを感じ取ります。

私は、彼は同性愛者なのだと思います。彼にとっての運命の相手は、アンドロギュノスの片割れであるエリオただ一人なのです。その観点から言って、彼ら二人はその後一生、出会うことができた自らの片割れのことを思い続けながら生きていくのだと、私はそう思います。

実は、初期の方のスクリプト(www.dailyscript.com/scripts/callmebyyourname_screenplay.pdf)(←http://を先頭につけてください)では、一番最後の、冬が訪れた直後に次...

They had become each other that
summer. And long after every forked road in life had done its work this would always be true. Their lives scarcely touched in those weeks together, but they had crossed to the other side, where time stops and heaven reaches down to earth and gives us that ration of what is from birth divinely ours. They could look the other way and speak of everything but, they would always know. They had found the stars, Elio and Oliver. And this is given once only.

まず、注目するのは、「They had become each other that summer. 」です。これは、「彼らはその夏、お互いがお互いになった。」という意味です。アンドロギュノスの観点を抜きにしても、「君の名前で僕を呼んで」は、「君が僕に、僕が君に」という意味ですから、やはりそれだけ強い愛の告白なのです。
この文の後に、「And long after every forked road in life had done its work this would always be true.」と続きます。「このこと(=二人がお互いになったという事実)はいつまでも変わらないだろう」というような意味です。二人は互いのことを決して忘れないということです。

また、「that ration of what is from birth divinely ours」という部分。簡単に言うと「神から生まれつき私たちに与えられているもの」という意味です。これは、運命の相手との愛のことでしょう。

そして、「they would always know. They had found the stars, Elio and Oliver. 」の部分。「彼らはエリオ、オリバーという星を見つけた。そのことはいつまでも彼らの心の中にあるだろう」というような意味です。これも、エリオとオリバーが永久にお互いのことを忘れないだろうということを示唆しています。

「君の名前で僕を呼んで」の検索結果

検索結果をもっと見る

ベストアンサー以外の回答

1〜1件/1件中

プロフィール画像

カテゴリマスター

bar********さん

2018/9/2112:49:56

原作小説に何かキーワードがある気もしますが、私は読んでいないのと作品を1度しか見てないので記憶の限りでお答えしますが…

相手を自分の名前で呼ぶのは難しいですね。これこそ小説に何か書いてありそうですよね。でも特に意味はないような気もします。意味がないし、意味を求めないというか。
兎に角お互いの名前を呼ぶ姿は意味関係なく初々しくて、愛らしいですよね。

1回目と2回目に関しては、劇場で見たので記憶があやふや…(^^;) すみません。
いずれにせよしっかりとした説明はありませんから、誰もオリヴァーとエリオの全ての感情を理解できないし、想像で人により違う部分もあると思います。
それがまた良いなぁと思うのですが、人により解釈や想像、推測が違うから、楽しいのかなと。
あなたも何かしらは感じたはずですよね。
「寂しいのかな…」「苦しいのかな…」って推測した気持ちや「悲しいんだろうな…」って思った気持ちが大事なんだと思います。
正解も不正解もありませんし。


オリヴァーもずっと想ってはいると思いますよ。たった6週間の話ですがあんな記憶は忘れられないし、忘れないと思います。でも終わってしまったから、どちらも想いながらも、思い出や想いは心の奥にしまって新たなところへ歩き出すんだと思います。

私はオリヴァーは元々バイセクシャルなのかなと思います。両性愛者ですね。
あくまで私の考えですが、女性を好きになるのも嘘ではないような気がします(ラストのくっついたり離れたりしてた彼女がいた話など)。
「父にバレたら矯正施設行きだろう」と言っていましたから、今まで男性に好意を持っても消そう消そうとしていたのかもしれません。
でもいずれにせよ、そういう気持ちは今までにもあったと思います。
そういう男性経験もあったような気が…(そんな風に思う場面があった気がします)。
パーティーでキスしてた場面はああいうノリだったような気もします。本気で好きとかではなく…。他の映画でもお酒入っていて、好きじゃなくても異性がキスしてる場面はありますからね。特にパーティーなんかは。

もしくは「バレーボールをした時エリオの肌に触った時、嫌がられた気がしたら距離を置いた」(要はすでに好きだった)と言っていますから、それを隠すというか、距離を置くためにワイワイ楽しんで、エリオへの気持ちを忘れるためにキスをしたりしていたのかもしれません。

あわせて知りたい

みんなで作る知恵袋 悩みや疑問、なんでも気軽にきいちゃおう!

Q&Aをキーワードで検索:

Yahoo!知恵袋カテゴリ

一覧を見る

Yahoo! JAPANは、回答に記載された内容の信ぴょう性、正確性を保証しておりません。
お客様自身の責任と判断で、ご利用ください。
本文はここまでです このページの先頭へ

「追加する」ボタンを押してください。

閉じる

※知恵コレクションに追加された質問は選択されたID/ニックネームのMy知恵袋で確認できます。

不適切な投稿でないことを報告しました。

閉じる