ここから本文です

1890年外交に力を入れていたビスマルクがヴィルヘルム二世によって更迭され、ヴィ...

アバター

ID非公開さん

2018/10/217:23:41

1890年外交に力を入れていたビスマルクがヴィルヘルム二世によって更迭され、ヴィルヘルム二世が植民地市場を広げようとする政策をとりましたが、もしヴィルヘルム二世がビスマルクの考えを理解できる人であったなら

、ドイツは第一次世界大戦を含めどうなっていったと思いますか?

世界史の世界に『もしの話』は存在しないとわかっていますが、どうしても個人の意見が聞いて見たいのです。
稚拙な文章ですみません。

閲覧数:
26
回答数:
1

違反報告

ベストアンサーに選ばれた回答

プロフィール画像

カテゴリマスター

ste********さん

2018/10/302:19:18

>もしヴィルヘルム二世がビスマルクの考えを理解できる人であったなら

ヴィルヘルム2世とビスマルクが、まったくそりが合わなかったのは確かです。
仮にヴィルヘルム2世がビスマルクを尊敬し、尊重したとすれば、
ビスマルクの構築した外交秩序がもう少し続いたでしょう。
ただし、ビスマルク外交は安定していたわけでなく、
破綻寸前だったという見解もあります。

ですから、可能性としてはヴィルヘルム2世がビスマルク的な
外交を継続したとしても、第一次大戦は避けられなかったという可能性と、
危ういバランスながら破局にいたらず、大戦に発展しないという可能性が
あるでしょう。

個人的な意見としては、多少のifを論じたとしても、
第一次大戦という結果は、あまり変化しなかったと思います。
ビスマルクの構築したヨーロッパ内の勢力均衡は、
微妙なバランスの上に成り立っていた曲芸に似たものでした。
仮にビスマルク政権が延長できたとしても、破局は免れなかっただろうと、
思われます。

ビスマルクが亡くなったのは1898年のことです。
どちらにしても、20世紀に入れば、ドイツは脱ビスマルクという
時代を迎えたはずです。
ヴィルヘルム2世時代は、皇帝が一人で政治を取り仕切っていたわけでは
ありませんでした。
軍部や民衆など、さまざまな要素が合わさって、
ドイツは戦争へと導かれてしまったという側面がありました。

『ヴィルヘルム2世』(中公新書)
http://www.chuko.co.jp/shinsho/2018/05/102490.html

ヴィルヘルム2世に関する評伝です。
この問題を考えるうえで、面白い本だと思います。
ヴィルヘルム2世は、我々がイメージするほど独裁者だったのか
ということを考えさせられる内容になっています。

  • アバター

    質問者

    ID非公開さん

    2018/10/303:13:36

    非常に勉強になり、面白い回答をありがとうございます。
    是非読んでみようと思います!

返信を取り消しますが
よろしいですか?

  • 取り消す
  • キャンセル

みんなで作る知恵袋 悩みや疑問、なんでも気軽にきいちゃおう!

Q&Aをキーワードで検索:

Yahoo! JAPANは、回答に記載された内容の信ぴょう性、正確性を保証しておりません。
お客様自身の責任と判断で、ご利用ください。
本文はここまでです このページの先頭へ

「追加する」ボタンを押してください。

閉じる

※知恵コレクションに追加された質問は選択されたID/ニックネームのMy知恵袋で確認できます。

不適切な投稿でないことを報告しました。

閉じる