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カメルーンは最初ドイツの植民地で、後にフランスとイギリスに分割統治されますが....

g19********さん

2019/5/714:11:13

カメルーンは最初ドイツの植民地で、後にフランスとイギリスに分割統治されますが....現在公用語として、ドイツ語を話す人がいないのは、ドイツの統治期間が英仏に比べて、短かったから?

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cel********さん

2019/5/717:14:34

隣国のナイジェリアもそうですし、似たケースはアフリカ諸国にはしばしば見られますが、母語として数多くの言語が話されている状況だと、そのままでは国民同士のコミュニケーションが取れないため、旧宗主国の言語を公用語とするケースは少なくないです。

現在のカメルーンは、大部分が旧フランス領、一部が旧英国領で、公用語もフランス語と英語になっています。

共通語として旧宗主国の言語を公用語にしているのであって、宗主国の言語だったから公用語にする、という訳では無いので、現在のカメルーンでドイツ語が公用語ではないのは当然の事ですし、本人の母語に加えて、共通語としての英語もしくはフランス語も学ばなければならないのに、更にもう一つ、となると、「日本人が、英語を学んで更にもう一つ」と同様、いや、(日本人は英語が流暢に話せなくとも殆ど日常生活に支障は無いので)それ以上の負担になるでしょう。

植民地として統治する時に、自国語をどれだけ熱心に普及させようとするかは、宗主国としての方針の違いもあるし、時代の違いもあるでしょう。当り前ですが、傾向としては、時代が後に成ればなる程、宗主国が作る教育制度も充実していきます。

が、多言語環境で旧宗主国の言語が一般に広まる(積極的に教育される)のは、かつて宗主国が送り込んだ人間の数とか植民地支配の期間の長さの問題と言うよりも、共通言語として必要だからです。

例えば、フィリピンでは英語が「共通言語」として広く普及しており、かつそれは国としての重要な収入源である「海外への出稼ぎ」の役にもたっていますが、植民地として支配された期間の長さでは米国よりもスペイン語の方が遥かに長いです。が、スペイン語は「借用語」としては現地の言語に結構取り込まれているらしいですが、言語としての普及率は、英語とでは比較にならないでしょう。

多言語環境にある旧植民地での旧宗主国の言語は、圧倒的に「共通語として、今の時点で必要だから」話されているし、教えられています。昔の遺産として、ではありません。


(ご参考)

英国で言えばBBCに当るドイツの放送局「ドイチェ・ヴェレ」のWebにある2010年11月の記事によれば、現在(=2010年時点)で、30万人のドイツ語話者がカメルーンにいて、それはフランス支配下での教育では、フランス語に加えて外国語としてのドイツ語が必須科目で、現在も中学校でスペイン語かドイツ語かを選択するようになっていて、殆どの生徒はドイツ語を選択するのだそうです。

(元ネタは↓。ドイツ語です)
https://www.dw.com/de/wenn-deutsch-gleich-zukunft-hei%C3%9Ft/a-5070...

質問した人からのコメント

2019/5/11 22:24:09

ありがとうございました。

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goo********さん

2019/5/716:28:18

帝国主義時代のドイツはとにかく英仏と比べて出遅れて焦りがあり、アフリカ大陸でも残り物を獲得して何とか列強としての面目を保ったという印象があります。
だからドイツとしては積極的にカメルーンを開発開拓する事には消極的でドイツ人の人材もさほど送っていなかったと思います。
そのためドイツ語がさほど広まらなかったと思います。

カメルーンは産油国ですが本格的な採掘がおこなわれるようになったのは独立後です。他には豊かな鉱物資源は見当たりません。ドイツ統治下で石油採掘が本格化し、他にも鉱物資源が豊富ならば、ドイツ系移住者も増えていたでしょうね。そうなれば公用語としてのドイツ語も広がった。

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