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強制処分法定主義と強制処分性の定義の関係がよく分かりません。強制処分は法定の...

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ID非公開さん

2019/5/2417:00:03

強制処分法定主義と強制処分性の定義の関係がよく分かりません。強制処分は法定の類型のみとするのであればもはや定義がなぜ裁判等で争われていたのかが理解できません。法定の類型のみ強制捜査としてそれ以外は任意

捜査とするのが法律通りであり、定義を持って強制処分に当たるか否かを判断してはもはや法定以外の類型をも強制処分に含んでしまうことになると思います。条文によって何が強制処分かがはっきりと明示されているにも関わらず強制処分性の定義が議論されているのはどうしてか、また法的整合性は取れているのかについて教えて下さい。

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ベストアンサーに選ばれた回答

luc********さん

2019/5/2418:22:19

私も学生時代よく理解できてませんでしたので、参考になれればと思います。
こういう考え方が一般的です。以下書きます。
強制処分法定主義の趣旨を考えましょう。
強制処分法定主義の趣旨は、個人に対して重大な権利侵害がある場合には、それを法定して、令状主義に服さしめることによって、立法権たる国会と司法権たる裁判所が捜査機関の行為を抑制する、というものです。適正手続や幸福追求権の原理等の憲法上の要請から導かれます。
このような趣旨から、重大な権利侵害行為は立法と令状審査が不可欠であり、その要請に基づいて強制処分が法定され、令状発布が要件になっています。
逆に言うと、強制処分として列挙されている「検証」や「逮捕」と言い得るには、重要な権利利益侵害が必要だ、ということです。
具体的に言うと、
例えば、居宅内にいる被疑者をカメラで録画する場合、それが強制処分として認められるならば、刑訴法で定められた「検証」に当たります。よって令状発布が必須であり、それがない場合は違法となるわけです。
一方で、物理的な有形力を使わず、被疑者を警察に呼んで1時間ぐらい話を聞きき返した場合、これは重要な権利利益の侵害には当たらず、「逮捕」に該当しないでのです。あくまで、任意処分なんです。
結局、強制処分性を考えるということは、刑訴法が定める「逮捕」はどういうものなのか、「検証」とはどういうものなのかを解釈していると言っていいと思います。

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質問した人からのコメント

2019/5/30 23:40:57

回答ありがとうございました。

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