ここから本文です

関西大学を受けようと思っているものです。神話や民間信仰、伝説などに興味がある...

アバター

ID非公開さん

2019/7/920:47:58

関西大学を受けようと思っているものです。神話や民間信仰、伝説などに興味があるのですが、関大でそれらについて学ぶ場合は比較宗教学専修がいいのでしょうか、それとも日本史・文化遺産学専修がいいのでしょうか?

あと追加なのですが1年の時に各専修で学べる事などを知れるガイダンスのようなものはあるのでしょうか。

補足可能なら上にあげた専修で学べる事を詳しく聞かせていただけると嬉しいです。

閲覧数:
35
回答数:
1
お礼:
50枚

違反報告

ベストアンサーに選ばれた回答

kan********さん

2019/7/1215:34:09

>神話や民間信仰、伝説などに興味があるのですが、関大でそれらについて学ぶ場合は比較宗教学専修がいいのでしょうか、それとも日本史・文化遺産学専修がいいのでしょうか?

「比較宗教学専修」の場合は、宮本要太郎教授が聖伝研究、祭り、民衆宗教や、新宗教、ジェンダーと宗教などのテーマを研究しています。宮本教授は世界中のさまざまな神話を対象にした『神話研究』の講義を担当しています(この科目は全学共通科目です)。宮本教授の指導の下、神話や民間信仰、宗教的な伝承をテーマにした卒業論文に取り組むことができるでしょう。
ただし、比較宗教学専修は、宗教学・宗教研究が基本であり、自分の関心のある宗教だけでなく、さまざまな宗教の知識や宗教学の理論を学ぶことを重点しているので、「余計な」宗教まで勉強しなければなりません。

「日本史・文化遺産学専修」の場合は、黒田一充教授が民俗学を専門で、日本各地の祭りや民俗行事・民俗芸能などの調査・研究に取り組んでいます。黒田教授が担当する『専修研究』の講義では民俗学の入門・概説を講じています。他に学部の専門科目として非常勤講師による『民俗学研究a』『民俗学研究b』が開講されていますが、民俗学の科目はそれくらいです。(全学共通科目で『民俗学を学ぶ』の入門科目があります) 黒田教授のゼミに入れば、演習の授業を通して民俗学研究のための方法論(フィールドワークを含む)を学ぶことはできるでしょうが、民俗学が専門に学べる大学、例えば國學院大學や成城大学のカリキュラムと比べると、手薄であることは否定できません。
民俗学分野の科目が手薄ということは、裏を返せば、この専修に入った場合は、民俗学以外の日本史学、文化遺産学、考古学などを相当程度勉強しなければならない、ということになります。歴史学・歴史研究では、史料の読み方と扱い方の訓練を重視していますが、テキストとして使われる史料は古文書全般であり、あなたにとってあまり興味を感じない史料を扱うケースも少なくないでしょう。

神話に関する授業としては、先に紹介した『神話研究』の他、国語国文学専修の『作品研究』の講義で古事記を扱っています。

あなたの神話や民間信仰、伝説などへの関心が国内限定でなく、海外の事例も対象であるなら、「文化共生学専修」も比較検討されると良いでしょう。学部サイトの説明によれば、文化共生学は、文化を通じて共生のあり方を問う学問です。そのためには文化そのものを把握し、異文化を理解することが前提になります。具体的には、ヨーロッパ、地中海、イスラームの文化論、異文化接触、多文化共生、ヨーロッパと日本の比較文化論、さまざまなサブカルチャーやポップカルチャーを対象にした現代日本の社会や文化、ジェンダー文化などを含めて、幅広く異文化、比較文化のテーマを探究できる専修内容です。

所属教員の専門や研究テーマを見ると、
溝井裕一教授はドイツ文学が専門で、「民間伝承」と「人と動物の関係史」の研究に取り組んでいます。専修の『特殊講義』の授業では「ケルト文化」を、『風俗文化史b』の授業では「奇想の文化史」をテーマに空想や伝承・伝説の世界(文学)を取り上げています。
森貴史教授はドイツ文学・文化論が専門で、あなたの関心事でいえば、「ファルス崇拝と樹木信仰」を研究テーマの一つにしています。授業では、内外の映像作品を題材に、作品の背景やモチーフになっている文化や伝承、神話などを考察しています。
他にも、澤井一彰教授は地中海史やオスマン帝国史が専門で、講義ではヨーロッパとイスラームとの歴史的関係や文化交流について取り上げており、ヨーロッパ文化の多様性に触れることができます。青木敬助教は文化人類学が専門で、主にラテンアメリカを対象に異文化交流や異文化接触のテーマを研究していますが、文化人類学の立場からの伝承の世界(社会)のあり様や神話研究などに触れることができるでしょう。

ヨーロッパの伝承や神話では、ドイツ学専修の芝田豊彦教授がドイツ文学やドイツ神秘思想を研究しており、授業ではグリム童話などのメルヘンを取り上げ、ユング心理学なども援用して、その象徴機能を読み解きます。また、フランス学専修の友谷知己教授はフランス古典主義文学が専門で、授業ではギリシア神話とフランス文学の関係を取り上げています。


>1年の時に各専修で学べる事などを知れるガイダンスのようなものはあるのでしょうか。

「文学部では、学生の修得希望分野が所属専修の専門領域と合っていないといういわゆる「ミスマッチ」をなくすために、初年次のあいだは所属する専修を決めず、総合人文学科というひとつの学科のなかで幅広く基礎的な学びを行ってもらうという制度を採用しています。初年次向けに各専修が入門講義(学びの扉)と入門演習(知へのパスポート)を開講していますので、そうした授業を受講しながら自分が本当に学びたい専門分野を見つけ、あるいは確かめ、そのうえで初年次の12月までに分属を希望する専修を決めます。」(学部サイトより引用)

2年次以降は、19専修のいずれかに分属して、専門領域を研究しますが、他専修の専門教育科目も履修可能なので、どの専修を選んだとしても、先に紹介した各専修の関連するテーマの科目を履修しながら、専門領域の学びを深め、卒業論文の構想を温めていけば良いでしょう。
いずれにしても専修の選択は入学後なので、今の時点であまり頭を悩ませることはないと思います。


>可能なら上にあげた専修で学べる事を詳しく聞かせていただけると嬉しいです。

講義等の内容はシラバスで確認できます。
https://www.kansai-u.ac.jp/global/education/search.html

アバター

質問した人からのコメント

2019/7/12 18:30:28

大変丁寧に回答していただいてとても助かりました!!とりあえずは勉強に励もうと思います!!

みんなで作る知恵袋 悩みや疑問、なんでも気軽にきいちゃおう!

Q&Aをキーワードで検索:

Yahoo! JAPANは、回答に記載された内容の信ぴょう性、正確性を保証しておりません。
お客様自身の責任と判断で、ご利用ください。
本文はここまでです このページの先頭へ

「追加する」ボタンを押してください。

閉じる

※知恵コレクションに追加された質問は選択されたID/ニックネームのMy知恵袋で確認できます。

不適切な投稿でないことを報告しました。

閉じる