製作するバンダイ内の事業部が違います。 PROPLICAやTAMASHII Labは「コレクターズ事業部」、 CSM、CSA、ウルトラレプリカ、戦隊職人は「ボーイズトイ事業部」(2019年7月からは「トイ事業部」に変わりました。)が担当しています。 2018年4月からは分社化により「トイ事業部」は「株式会社バンダイ」、「コレクターズ事業部」は「株式会社BANDAISPLITS」に振り分けられたので、厳密には二つの事業部は別会社になります。 事業部が異なるので、扱う作品に違いがあります。トイ事業部は元々バンダイがプロデュースに携わる作品だけ担当しますが、コレクターズ事業部には縛りはないので商品化権を取れば何でもできます。 また作るスタッフが異なります。スタッフが異なると再現の考え方が変わったりといったこともあるのですが、そこには厳密な差は無いです。 PROPLICAは元々バンダイが玩具担当ではなかった、もしくはシリーズ全体で担当を一度やめていた、休止してた作品(セーラームーンや遊戯王等)を扱うことが多いです。トイ事業部にはそれらの作品に対するノウハウが無いので、フィギュア等で多少なりとも扱うコレクターズ事業部が担当します。 元々バンダイが担当する作品なら経験を元により良い形で商品化できるのでトイ事業部が担当します。 そこで謎なのがTAMASHII Labです。特撮作品の武器玩具は元々トイ事業部の領分なのにわざわざブランドを分けてコレクターズ事業部でやる利点がありません。 新作の発表も無くなったので、コレクターズ事業部でやる意味がないと判断されてブランドが消滅したかもしれませんね。