あなたが映画で<母親>を感じる作品を1本教えて下さい! 私は成瀬巳喜男の「おかあさん」(主演・田中絹代)を・・・。

あなたが映画で<母親>を感じる作品を1本教えて下さい! 私は成瀬巳喜男の「おかあさん」(主演・田中絹代)を・・・。

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きっぽさん こんにちは! 『一人息子』(1936年) 小津安二郎監督初のトーキー映画にして、家族の姿を濃密に描いていくことになる転換期ともなる重要な作品。 母子家庭の母で貧しい女工を演じる飯田蝶子は小津作品常連の女優ですが、私はこの作品しか観たことがありません。 学業優秀なことから、担任の勧めもあり無理を押して東京に出した息子に久しぶりに再会した母。 一人息子は、知らぬうちに所帯を持ち、しがない夜学の教師として生活にも困窮している、出世とはほど遠い姿を目の当たりにして落胆する母親の姿が痛々しく、特に息子の嫁と3人で屋台のラーメンをすするシーンに胸が詰まりました。 この映画は、ラストに映し出される工場の門の画が実に重々しく、定めの如く労働者階級に身を置く、一個の母親の悲壮感や諦念を象徴するものになっていて強く印象に残るものとなりました。

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アイザックさん、ありがとうございます! 誰かがこの作品を挙げてくれないかな?と思っていたところです。 最近、小津の映画を1本ずつ観直しているのですが、この作品も近々観直す予定です。 いい映画ですよね、本当に。

ThanksImg質問者からのお礼コメント

みなさんありがとうございました。 BAは、私が「この作品を挙げて欲しい」と思っていた小津安二郎の名作を挙げて頂いたアイザックさんに差し上げたいと思います。 また、今度は<父親>でお会いしましょう。

お礼日時:5/12 12:33

その他の回答(12件)

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個人的な思い出なのですが、成瀬巳喜男監督の「おかあさん」に、東芝日曜劇場の人気シリーズドラマ「女と味噌汁」に端役で出演していた、若き日の一の宮あつ子さんをみつけて、感動した記憶がよみがえりました(笑)。 京マチ子主演の『沈丁花』(脚本は松山善三)で母親役を演じた、杉村春子さん。 4姉妹と1人弟の、いたって普通のお母さん。 『めし』の時は、どこか頼りなさもありましたが、厳しい口調のイメージがあってか、でもこの作品では、周囲の人、娘、息子の気持ちを気遣う、その当時の日本のお母さん像を演じていました。杉村春子さんにこういった役があったのは、うれしい発見でした。 他に、司葉子、団令子、星由里子、田辺靖雄、夏木陽介、小林桂樹、宝田明、藤木悠、高島忠夫、小泉博、仲代達矢、加藤大介、有島一郎、賀原夏子、三木のり平といった豪華キャストのホームドラマです。 あの時代、歯医者さんに治療代として5万円、何気に支払うシーンに、正直驚きました。金歯を入れたような感じはなかったような.....。

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お答えありがとうございます! 一の宮あつ子さん、確かに出ていましたね(笑)。 「沈丁花」の杉村春子さんは、他ではなかなか見られない貴重なお母さん役を演じていて、私も記憶によく残っています。

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きっぽさん,こんばんは。 いくつかの作品名が浮かんだのですが,どれにしようかな,と考えている時,突然,ある場面を鮮烈に思い出しました。 お題のご趣旨とは,少し意味が違うかもしれませんが, 高橋伴明監督『TATTOO<刺青>あり』(1982)のラストシーン。 梅川昭美の遺骨を抱えた母親(渡辺美佐子)が,夜遅く,(確か四国の)ローカル線の無人駅に降りて,帰っていくシーン。 当然ですが,日本中の誰一人,同情も弁護もしないであろう梅川も,この人にとってはたった一人の息子だったんだな・・・という,いわく言い難い不思議な感動を覚えた場面でした。 渡辺美佐子の後ろ姿に,文字通り「たった一人」の孤独な母親を感じました。 そう言えば,渡辺美佐子は,「徳島ラジオ商殺し事件」の犯人とされた富士茂子(死後,再審により無罪となった)を演じたNHKのドラマ 『暁は寒かった―誰かが母を殺した日―』(1980) も印象的でした。 このドラマは,早坂暁のオリジナル脚本だったと思いますが,母親が殺人犯として服役していることで,失語症?となった娘(桃井かおり)との母娘の関係が感動的で,渡辺美佐子,桃井かおり,共にとびきりの名演技でした。

uraさん、おはようございます! 私もあの映画の事を思い出してみると、確かに「たったひとり」の孤独な母親・・・というものを私も感じました。 渡辺美佐子が上手かったですね。 「美徳のよろめき」とか「美しさと哀しみと」なども思い出されます。 「暁は寒かった―誰かが母を殺した日―」は未見ですが、桃井かおりとの共演というのがそそられます。

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きっぽさん、こんばんわ。 BAありがとうございました。 今度のお題は「母もの」ですか。昔、三益愛子の映画を何本か観たことある気がするんですが内容も題名も思い出せないので(苦笑)。 バーバラ・スタンウィック主演の『ステラ・ダラス』(1937)を。 娘のために自ら身を引く…それも立派な愛情でしょう。娘の結婚式を窓越しに見るシーン切なすぎます。

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mkwさん、おはようございます! 三益愛子は<母物女優>として有名だったようですね。 残念ながら作品を観てないんですよ。 「ステラ・ダラス」のそのシーンは、確かに切ないものがありました。

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きっぽさん、こんばんは。 「ベリッシマ」(1951年)〈ルキノ・ヴィスコンティ監督〉 アンナ・マニャーニ演じる母親が幼い娘を映画デビューさせようと奮闘します。 マニャーニさん、他の映画では母親というイメージはあまり無いのですが、本作では娘を溺愛するあまりにトチくるった母親を熱演します。 この映画のヴィスコンティ演出は、夏のむせる様な暑さをリアルに表現していて、マニャーニの少しはだけた胸元の汗の匂いを感じさせました。 ちょっと困った母親ですが、最後は自分の愚かに気付いて愛する娘のために行動します。

n8yさん、おはようございます! この映画は、アンナ・マニャーニあっての作品という感じですね。 なんか、ああいう母親は古今東西どこにでも一人はいるような気がします(笑)。 仰る通り、最後は真実に目覚めていくところがいいですね。 私の好きな映画の1本です。