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なぜスバルは2008年のWRCで全く勝てなかったのですか? 2006、7年はセダンという...

eft********さん

2020/6/213:10:44

なぜスバルは2008年のWRCで全く勝てなかったのですか?
2006、7年はセダンというボディ形状のせいなのかと思っていますが、2008年はライバルと同じハッチバックになったのに状況が変わらなかっ

たのが不思議です。
何か原因があるのでしょうか?

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ss_********さん

2020/6/214:40:54

簡単に言うと、スバルはインプレッサ2006型(涙目後期~鷹目、ハッチバック)以降、「車両が持つ欠点」を克服できず「セッティング」の方向性も間違ってしまい勝てなくなっていきました。

→ペター・ソルベルグは「ベストなインプレッサWRCは2003年型」と語ってます。


インプレッサが不調になった原因は、スバルのWRC車を担当していたプロドライブに元F1エンジニアのチーフエンジニアがマシン開発するようになってから急激に速さを失ったと言われています(速いところもあるが領域が極めて狭い)

→インプレッサが不調と表現したのは、ライバル勢がより速くなったとも言えるからです。

当時から語られていた大きな要因は2つです。

(1)既出のサーキット出身のエンジニア(E.ウッド)により、従来と異なるまるでサーキット主体のセッティング(車両構成)と多くをコンピュータシミュレーションに頼ったマシン開発の弊害。

(2)スバルインプレッサの「縦置き水平AWDレイアウト」が、フロントヘビー傾向と重量配分の改善の弊害となり車両運動性でライバルに追いつけなくなった。


(1)はレーシングカーのようにターマックで速くなるような車両設計にしてしまい、ある部分では速いが安定せず予測できない挙動でハンドリングが急激に悪化。

→シミュレーション主体で大事な実戦テストを重視しなかった結果、冷却性と空力を追求しすぎてフロントセクション剛性不足。ウォータースプラッシュでラジエター破損、ギャップでリップスポイラーにえぐられたダストを巻き上げ排熱低下(オーバーヒート)、視界不良など今までのインプレッサでは信じられないようなトラブルが目立ってきました。

(2)シトロエン、プジョー、フォードなどライバルの「横置きレイアウト」車は、コンパクトなエンジンとトランスミッションを「後傾斜させ低重心」へ配置することが出来て実質フロントミッドシップ。(初期のプジョーとフォードは横置きエンジンに縦置きトランスミッション)

対してスバルの水平縦置きAWDレイアウトでは、トランスミッション内蔵のフロントデフの位置制約から、エンジンとミッションを市販車の位置から大きく変更できず(後ろに下げられない)、結果フロントヘビー傾向を改善できずフロント慣性モーメントや重量配分でライバルに追いつけない形になっていきます。→これは後にプロドライブのエンジニアも証言してます(エンジン・トランスミッションのアングル変更不可)


結論としては、スバルの車両レイアウトでは結果として今後も勝てる見込みがなくなり、ハッチバックとなった2008年になっても改善されなかったということです。

信じられないことにWRCインプレッサ2007型はある悪路で「フロントロワアームが破断」したこともあり、根本的にラリーを走る以前の問題もありました。ハッチバックになりリヤオーバーハングが減ったのですが、逆に前後重量配分はフロントヘビー気味になったとも。


→辰巳氏がインプレッサ2006の走りを見たところ「ハンドリングが酷い」「ステアリングを切って車が反応しない」と印象を持ったそうで、見込みではジオメトリや各部剛性のバランスが取れてないと分析。

プロドライブは「ソルベルグの腕が落ちた」と決めつけていたそうですが、辰巳氏は「WRCトップの腕はそう簡単に落ちるものではない」「インプレッサは車両の剛性バランスやジオメトリがおかしいのではないか」と言っても、こちらはデータで示すことができないのでプロドライブは聞く耳を持たなかったと語ってました。


ソルベルグが日本を訪問し試乗した際、「自分が乗るインプレッサWRCより市販車レガシィのハンドリングのほうが良い」と冗談とは思えないコメントも残しています。→当時スバルの森氏や辰巳氏に思わず「なんとかしてくれ!」と相談したとも。

  • ss_********さん

    2020/6/214:58:32

    ペター・ソルベルグ曰く、ハンドリング悪化の徴候が出はじめたのは2004年型から。
    →ちょうどプロドライブに既出のF1出身エンジニアが担当してから。

    2005年頃まではなんとか踏ん張って競争力を保てたが、2006年型はどうにもならない最悪のハンドリングになっていたそうです。

    (特にライバルに対抗するためトレッドを1770→1800mmへ拡張したジオメトリが変わってから最悪)

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質問した人からのコメント

2020/6/2 15:58:59

もう優勝とかではなくラリーカーとしてどうなの?ってレベルで驚きました。そして水平対向エンジンが仇になっていたのも予想外でした。
詳しい説明ありがとうございました!

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azw********さん

2020/6/214:05:32

なぜスバルは2008年のWRCで全く勝てなかったのですか?


時代の流れ

縦置きエンジン搭載車輛が

バランスで限界

sal********さん

2020/6/213:38:54

優勝は出来なかったが、2位、3位には入ってる。
ハッチになり1年目。マシンが仕上がってなかっただけ。
なぜ12年も前の話をするのか意味不明だけど。

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