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大至急でお願いしたいのですが「檀風」の一節の 本間「 都よりの客僧はいづくに渡り候ふぞ」〜本間「 心得申し候ふ」までの現代語訳をお願いします!! 宜しくお願いします(><)

大至急でお願いしたいのですが「檀風」の一節の 本間「 都よりの客僧はいづくに渡り候ふぞ」〜本間「 心得申し候ふ」までの現代語訳をお願いします!! 宜しくお願いします(><)

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本間 「都よりの客僧はいづくに渡り候ぞ」 【 佐渡島御家人三郎 「 都から来た旅の僧(阿闍梨のこと)はどこへ行くのですか?」】 ワキ 「これに候。唯今申し入れ候如く、是は都今熊野柳の木の坊に、帥の阿闍梨と申す山伏にて候。またこれにわたり候幼き人は資朝の郷乃御子息。御名をば梅若子と申し候。資朝の郷は流人となり、此の島に御座候由聞こし召し及ばれ、今一度御対面ありたき由仰せられ候程に。遙々これまで御供申して候にて。引き合わせ申されて賜り候へ」 【 阿闍梨 「ここ(佐渡)です。先ほど申し上げましたように、わたしは都の今熊野の柳の木の僧坊に住んでおります、帥の阿闍梨と申す山伏でございます。また、わたしについています幼年の人は資朝の御子息です。お名前を梅若と申し上げます。資朝は流罪となって、この島にいらっしゃることを梅若がお聞きなさって、もう一度対面したいことをおっしゃられますので、遥々ここまでお供申し上げました。引き合わせて下さい」】 本間 「委細承り候。総じて召人のゆかりなどに対面は堅く禁制にて候へども、幼き人の遙々これまで御下向にて候程に、其の由資朝の郷へ申し候べし。暫くそれに御待ち候へ」 【 三郎 「詳しい事情は承りました。 全て囚人の関係者などとの対面は堅く禁じられておりますが、幼い子供が遥々ここまでいらしゃったことに免じて、このことを資朝に申し上げましょう。暫くここでお待ちください」】 ワキ 「さらばこれに待ち申し候べし」 【 阿闍梨 「それならば、ここにてお待ち申し上げましょう」】 ツレ 「籠鳥は雲を恋ひ、帰雁は友を忍ぶ心、それは鳥類にこそ聞きしに。人間において我ほど物思う者はよもあらじ。げにや科なうして配所の月を見る事、古人の望む所なれども、住み果つまじき世の中に、明け暮れ物を思わんより、あつぱれ疾う斬らればやと思い候」 【 資朝 「籠の鳥は雲を恋い、北へと帰る雁は友を思い慕う心、それは鳥のことにこそ聞くのだ。人間でわたしほどもの思いをしている人はいないだろう。ほんとうに罪はないのに流罪の地から月を見るのは、昔の人が望んだことではあるけれど、最後までいられない世の中で、いつももの思いするより、あぁ、早く斬られたいと思うのです」】 本間 「あら痛はしや何事やらん独言を仰せ候よ。いかに申し候。本間が参りて候」 【 三郎 「あぁ、痛わしい一人言をおっしゃられている。どのように申し上げよう。本間が参上しました。」】 ツレ 「本間殿と仰せ候か、此方へ御出で候へ」 【 資朝 「本間殿とおっしゃったか、こちらまで来てください」】 本間 「唯今参る事余の儀にあらず。昨日鎌倉より飛脚立つて、急ぎ誅し申せとの御事にて候程に、明日浜の上野の御供申し。御痛はしながら誅し申し候べし。御最後の御用意あらうずるにて候」 【 三郎 「たった今参上したことは他のことでもない。昨日鎌倉から飛脚が立って、急いで殺しなさいとのことで、明日浜の上野にお供申し上げて、痛わしながら殺し申し上げるのです」】 ツレ 「唯今も独言申し候如く、かくてながらへ人に面をさらさんより、あつぱれ疾う斬らればやと望みし事、さては叶いへて候よ」 【 資朝 「たった今、一人言を申し上げたように、このように生き永らえて人に顔を晒されるより、あっぱれ早く斬られたいと願ったことが、そうか、叶うのですか」】 本間 「又御喜びあるへき事の候。都今熊野柳の木の坊に帥の阿闍梨と申す山伏の、御子息を伴い遙々御下向候。そとご対面候へ」 【 三郎 「もうひとつ、お喜びなさるだろうことがございます。都の今熊野の柳の木の僧坊に住んでおります、帥の阿闍梨と申す山伏が、あなたのご子息を連れ立って遥々いらっしゃいました。ひっそりとご対面ください」】 ツレ 「これは思いもよらぬ事を承り候ものかな。以前も事の序でに申す如く、某は総じて子を持たぬ者にて候。定めて門違いにて候べし。急いで追つ返され候へ」 【 資朝 「思いもよらないことを引き受けましたことだな。以前も話のついでに申し上げたように、わたくしは子供がおりません。きっと間違えたのでしょう。急いで追い返させてください」】 本間 「何と御子は持たれぬと仰せ候か」 【 三郎 「なんと、お子さんはいらっしゃないとおっしゃられましたか」】 ツレ 「中々の事」 【 資朝 「いかにも」】 本間 「さては聊爾なる事を申す者にて候。やがて追つかえし候べし」 【 三郎 「さては、いい加減なことを申し上げた人か。すぐに追い返しましょう」】 ツレ 「暫く。都の者と聞けばなつかしう候間。そと一目見申し度く候」 【 資朝 「まぁ、待て。都の人と聞いたので、昔のことが思い出されてまして。ちょっと一目会いたくおもいます」】 本間 「さらば物越しより御覧候へ。あれなる人の事にて候。あらふしぎや。御子息にてはなき由仰せられ候が、何とて御落涙候ぞ」 【 三郎 「それならば、もの越しからご覧ください。あそこにいる人のことでございます。あら不思議なこと。ご子息ではないとおっしゃるのに、どうしてご落涙なさるのですか」】 ツレ 「御不審尤もにて候。彼の者の親も我等如きの流人にて候はんが、配所を聞き違え来るたるかと、彼の者の心中不便に存じ。さて落涙仕りて候」 【 資朝 「疑いにお思いになるのも尤もです。あの者の親もわたしのように流罪になりましたのか、流刑の地を聞き間違えてきたのかと、あの者の心中が不憫に思われます。それで涙が流れたのでございます」】 本間 「さあらばおつ帰し申し候べし」 【 三郎 「それならば、帰し申し上げましょう」】 ツレ 「急いで御帰し候へ」 【 資朝 「急いでお帰しなさい」】 本間 「心得申し候」 【 三郎 「承知しました」】 ──────────────────── 原文が見るネットで違うので、照らし合わせてください