統帥権の干犯って どういう事ですか?

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大日本帝国憲法では、軍隊のトップは「統帥権」を持っている天皇であり、軍隊に関することはすべて天皇しか決められず、政府などが勝手に横槍をいれると反逆罪になった。 ただしこれは建前で、実際は軍の将軍が決めていて、それを天皇に「提案する」という形で天皇が「実は俺もそうしようと思っていた」と返事することで将軍が仕切っていた。 それを部外者が勝手に決めると「統帥権干犯」という罪になった。 統帥権干犯問題とはかつて政府が軍事費の増加で国家予算が火の車になって困ったので、似たような状況で困っていた海外と軍縮条約を結んで、海軍の船を減らして軍事費を減らしたことがあった。 これに怒った海軍が、「畏れ多くも陛下の統帥権を干犯して海軍の編成を勝手に減らしやがった」と文句をつけたのが始まり。 これまでも軍事費は国家予算から出すものだから政府が決めるもので、さらに軍事条約も外交の仕事だから政府が決めていたんだけど、今更になって「軍事費も軍事条約も軍隊のことなんだから本来は天皇(と軍の人間)しか決められないことのはずだ」と言い出した。 これ以降、満州事変のような軍が勝手な行動をして政府が止めようとすると、「統帥権干犯」を持ち出して言うことを聞かなくなった。 戦前に軍隊が暴走して政府を乗っ取るようになったきっかけの一つとされている。

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大日本帝国憲法は立憲君主制で、国務に関しては国務大臣が天皇を輔弼(助言)し、軍の統帥(命令)に関わることは軍が天皇を輔翼(助言)する事になっている。 国務大臣が軍機・軍令に口出しすることを指して「統帥権干犯」と呼んでいる。逆に軍が行政に口出しをする事は「統治権干犯」といったところか・ 面倒なのは軍の編成みたいに、国務と軍令の跨るような事案はどっちが決めるのかという事で、憲法にも明記が無く、右翼や野党が軍の編成を統帥に関わる事案と主張して物議を醸しだしている。 極常識的に考えて、美濃部達吉の軍の編成は国務に属するという見解が真っ当なのだけど、この人は後に吊し上げにあってしまう。

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軍の統帥権を天皇陛下が持っているのですが、これに違反して下々のものが勝手に軍のなにそれを決定することですね。 そもそも天皇陛下がすべてを決めれるわけではないのでたんなるいちゃもんですね。