Euph吹きです。
■買い替えた時の理由
・ピストンまわりの摩耗
延命のために1番ピストンの中身を買い替えたりもしましたが、全体的に不調になるまでの期間が短くなりすぎたため。
・細かい凹みが大量
修理するにもお金かかりますし、見た目はともかく楽器として元通りになるわけではないですし。
・金属の劣化
とあるプロ奏者が「楽器も長期間吹いていると金属疲労で劣化する」と言っていて…
そのまま信じたわけではないですが、同一機種で20年弱使用歴のある楽器と新品のを吹き比べたら音質や鳴り方が明らかに違いました。
あと、掴むところが消耗しすぎて穴があくほど使い込んだプロの方が楽器を買い替えたら(メーカーは同系列)完全に別の音でした。
上記2つの経験だけをもとに判断するなら、古くなった楽器は暗くて渋めの音が出るように思います。
演奏ジャンルによってはむしろアリなくらいなので、音が用途に合うならば10~15年は使っても全然問題ないように思います。
もし週一回しか吹かない人ならメンテナンス次第でもっと保つかと。
・機能や性能
最初に買った楽器は機能的に高級品に劣っていました(コンペンセイティングシステム)。
また、買い替えによって鳴らせる最大の幅を改善できる見込みがありました(ベルサイズが違うため)。
■買い替えのメリット
予備があるため、メインの楽器を気軽に修理等に出せます。
■買い替え…というか複数所持について
個人的に観測できる範囲ですが、必要以上に多くの楽器を持っているのはむしろアマチュアでお金のある方が多いように思います。
趣味ですからね。
プロの場合は仕事道具だからこそメインの物は気軽にチェンジできないというか…
本数が多いとしてもある程度使う見込みがある(使い途の違う)ものを所持する傾向を感じます。
たとえばTpだったらC管を始めとした調性の違う管、
コルネットにフリューゲルにピッコロ、Ebコルネットetc…
Bbトランペットを3本も4本も買う前に揃えといた方が良いものがいくらでもあります。
ただ、使い方がハードなのと求めるレベルが高いため、劣化に対して見切りをつけるペースが早いというのはあると思います。