たしかにそれも手ではあるでしょう。
しかし、それ以前の問題だとも思います。
この音ゲー飽和時代、生き残るには、いかにして他の音ゲーユーザーを取り込めるかが重要だと思います。
ガルパは人気曲のカバーで中高生を多く取り込みました。
しかし、そこは課金に余裕のある層ではなく、ユーザーは多いのに売り上げは他の音ゲーに負けてます。
じゃあ、D4DJはもっと上の年齢層を狙おうってことで古めのカバーなんでしょうね。
でも、これ、ちゃんと狙い通りにいったとしても、そこにいるのってかなり少なくないですか?
上記の「他の音ゲーユーザーを取り込む」となると、デレステやミリシタやスクスタ等のユーザーを取り込む必要もあります。
しかし、アイマス系のファン層も社会人が多いですが、こっちは「キャラゲー」としてみてる人が多いように思います。
ゲームの仕様も、高難易度譜面より3DMVを重視してますし。
デレステやミリシタは衣装目当てでガチャを引く人も多いです。
年齢層は被っていても、ファン層は被ってないんですよね。
しかし、どちらも声優コンテンツではあるので、声優さん目当てで追う人はいると思います。
ですが、それも難しいかと思います。
ブシロード系にありがちな、声優の棒読み問題です。
新人が多いのもまあ、深夜アニメとかではよくあることですし、それは問題ないんです。
しかし、その人たちでも、”ちゃんとできている”からデビューできているわけです。
ですが、D4DJは明らかに棒読みって人が多いんですよね。
もちろん、ちゃんと上手い人もいますが、下手な人が多いのも問題なわけでして。
そしてこれは、バンドリ、というかガルパですね、こちらも同じ問題を抱えています。
これ、キャラゲー勢や声優ファンを狙うには致命的すぎます。
声優ファンはその声優さんの技術力に惚れてる側面も強いですからね。
「新人だから」とか「これからに期待」とか「だったらベテランの声だけ聞いてろ」みたいな意見もありますが、ベテランのように100点出せとはいわないから80点、低くても60点以上は出せるようになってからデビューしてくれとは思います。
アイマスって、「どこからこんな逸材を見つけてくるんだ」ってぐらい、ピッタリな人が多いんですよ。
もちろん、最初は不評なことも多いですが。
それはディレクションが手探りな側面が強く、方向性が決まれば、声優さんは早めに調整できます。
つまり、狙い通り高年齢のところに刺さって呼び込めたとしても、「編成したキャラが踊るMVが欲しい」と思うキャラゲー勢には刺さらず、技術不足で声優ファンを取り込むのも厳しいです。
いちおう、愛美さんがいるので、追う人もいるでしょうけど、リアルコンテンツぐらいでしょうね。
ですがそれは、”リアルライブなどにお金を落とす人”であって、”ゲームに課金する人”ではありません。
つまり、グルミクのセルランにはプラスにならないんですよね。
たぶん、鬼滅コラボしたとしても、ユーサーは増えるでしょうが、課金してくれるかは微妙でしょうね。