ID非公開
ID非公開さん
2020/11/17 20:24
5回答
上皇の住居を"院"といいますが、この"院"とは仏教寺院のことでしょうか?
上皇の住居を"院"といいますが、この"院"とは仏教寺院のことでしょうか? 院政とは譲位した天皇がお寺の中で実権を担う政治のことと理解してもよろしいですか?
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ベストアンサー
“院”とは本来、“垣を巡らした区画”を指したコトバです。 譲位した天皇は内裏から引っ越さなければなりません。 そんなんで、上皇の住まいは垣(築地塀 <ついじべい>や築垣)を巡らせて、作られます。 そして昔から、直接名前ではなく、肩書き (頭中将とか)や住まいの場所(宇治の大臣:藤原頼通)で呼ぶのが一般です。 なので京の“白河”に上皇の御所を建てれば、“白河の院”に住まわれる方となって、白河上皇ではなく、“白河院”とか、略して“院”と呼んだのです。 そして譲位した天皇は、同時期に何人か存在する時もありますよね。 ・・・例えば白河上皇の晩年には、鳥羽上皇も! ですから複数の上皇が存在する場合は、“天皇家の家長”の立場に立つ上皇が実権を握ります。 そしてその立場は、“治天の君(ちてんのきみ)”と呼ばれ、“家長”だから天皇を後見するという体裁で、実権を握ったのが院政です(^o^) こんなんでどうですか(^^)/
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ID非公開
ID非公開さん
質問者
2020/11/18 21:24
ありがとうございます!
質問者からのお礼コメント
皆様のご回答ありがとうございました。 お世話になりました。
お礼日時:2020/11/25 21:34