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両問題の共通点というか、相互関係による問題点はたくさんあります。 1.核家族化により、高齢者夫婦世帯、もしくは高齢者単身世帯が増える。 2.1.の状態により、認知症の発症や孤独死などが増える。 3.子世帯と同居しないため、介護保険サービスを利用する割合が増え、財政がひっ迫する。 4.核家族化すると、子世帯と親世帯の両方に経済的圧迫が起こるため、子世帯が子供を作りにくい環境ができる。 5.4.の状態により少子状態となるため、さらに社会保障財源がひっ迫する。 6.5.の原因により年金制度や医療保険制度がひっ迫し、高齢者にも金銭的負担を強いることになる。 ざっと思いつくものはこの程度でしょうか。。。 要するに少子高齢化問題の根本的原因は核家族化なのです。 少子高齢化問題と言うと、「少子」と「高齢化」の両方の問題であるかの様に感じますが、本当の問題は「少子」であることです。 少子であるため、生産年齢人口が減り、税収がひっ迫することが問題なのです。 生産年齢人口が多ければ、高齢者が多くても何ら問題は無いのです。 少子だから高齢化しているのです。 人口の割合の問題です。 そして、少子になっている根本的原因は「核家族化」だとされています。 そりゃ、親が家を建てていて、同居していれば、経済的に余裕もあり、子供も作りやすいでしょう。 別居すれば家賃も食費も生活費全てにおいて両方にダメージがあります。 金銭的ダメージよりも、別居する精神的な安楽を選ぶのでしょう。 せいぜい子供を2人作ると3人目は経済的に無理だという家庭が多いのでしょう。 男+女 の2人が、2人の子供を産むと将来的には±0です。 将来その男女は死ぬのですから。 そして昨年の出生率は1.36人。 これでは生産年齢人口は増えません。 なので、核家族化と高齢化問題は、同じ問題なのです。 結論、共通するものはありますが、異なるものはひとつもありません。
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