ID非公開
ID非公開さん
2020/11/25 8:17
5回答
日本は高度経済成長で昔より豊かになったのに、とうじてidecoなどの個人資産の運用が求められるのでしょうか? (主婦目線)
日本は高度経済成長で昔より豊かになったのに、とうじてidecoなどの個人資産の運用が求められるのでしょうか? (主婦目線)
資産運用、投資信託、NISA | 一般教養・19閲覧
ベストアンサー
一番は年金制度が今の後期高齢者〜団塊くらいのバブル世代と、今の現役世代で異なるからです。 バブル世代の年金というのは 【基礎年金+厚生年金+企業の独自運用による年金】 三階建てがスタンダードなのに対し、今の現役世代は 【基礎年金+厚生年金】 と二階建てがスタンダードになっています。 つまりバブル経験世代よりも、これから60代〜現役世代は【年金として支給される金額が父親世代よりも少ない状態になります。】 この原因は三階部分にあたる年金制度の運用団体がリーマンショックを機会に破綻もしくは解散してしまったからです。 特にこれで顕著なのが労働者が最も多い中小企業に関わる団体が消滅してしまったので、【多くの労働者が2階建ての年金だけでは足りない状態】なのです。 ですから労働者が選ぶ道は ①退職金を一時金として貰わずに分割払いとして年金に付加してもらう ②自分で個人年金やiDeCo等で年金の三階を作る ③個人年金やiDeCoは頼らずに貯金オンリーでも年金の三階にあたるお金を貯める といったことしか出来ないのです。 ここでもう一つ【問題なのは退職金】で【中小企業向けの退職金制度も以前と比べると、金額が低い】ものになってきています。 場合によっては勤め上げても1000万を切るケースもあると思います。 つまり父親世代と比べると ・退職金が少ない ・支給される年金が少ない とダブルパンチなわけで、現役世代は【父親世代よりもお金が無い状態に追い込まれている】のです。 ですからiDeCoや積立NISAを利用して ・iDeCoで年金の三階建てを【自分で】作る ・積立NISAで父親世代ではあったような自動的な【資産形成を自分で行う】 ・お金の知識を正しく身に付けて収入、支出、貯金を意識した生活を行い、資産形成を意識したライフプランを立てる といったことが個々人に求められているのです。
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質問者からのお礼コメント
仕組みが変わったのですよね。 分かりやすい解説ありがとうございました
お礼日時:2020/11/30 15:46