不動産入居者募集に管理会社が関わっている場合には、管理会社は仲介会社も兼ねることになりますので（オーナーサイドの仲介会社・元付会社といいます）、家賃等の契約条件はその元付会社を通じてオーナーと交渉することになります。 「オーナー→管理会社兼仲介会社・・・客付会社←あなた」 （→は依頼関係であり、仲介手数料の流れです） で、あなたが依頼しているのが入居者サイドの客付会社の場合、その客付会社は元付会社と交渉することになるのですが、実際に交渉しての結論が値下げしないということなら、結論は変わらないでしょう。 しかし客付会社が実際には交渉していない場合は元付会社はその事実を知りませんので、結論が変わる可能性はあります。ただし客付会社を通さずに、直接元付会社と交渉すると、もめる可能性はあります。最終的にはその客付会社を通すとしても、直接やられると話がややこしくなりますからね。 また、管理会社が仲介会社を兼ねている場合は、直接管理会社とやりとりしても、同じように仲介手数料はかかります。 客付会社に支払うのか、元付会社に支払うのかの違いだけですね。