体験ではわからないこと、やってみないと分からないことって、ありますよね。うち、娘が、習字を一年間やってました。パパの意向で、是非やらせたいと。通うのに便利、曜日も都合がいい、厳しすぎず優しすぎず丁度いい、お手本の字も綺麗、先生もごく普通という、ある意味理想的なところを見つけ、体験のあと、本人が希望し、入会。 ２ヶ月経ったあたりから、辛い日々でした…。 娘が、想像の１０倍、習字嫌いだったんです…。おそらく、本人も、体験では気づかなかったこと。ちゃんと習い始めてやっと、「お清書を仕上げるプレッシャー」に直面し、自分はそれが大嫌いだと分かったのでしょう。 勉強嫌いだけど、真面目で、コツコツ取り組むタイプなのですが、実は、ミスの許されない全集中の習い事は嫌いな子なんだと、初めて知りました。体操やスイミングは、順番待ちのときにおしゃべりしていいから、好きなのだそうで。 検定を受けるための会費を一年分払っていたし、基礎は身につけてほしくて、一年、続けたのですが、とにかく、あの一年、長かった！！毎週、泣きながら行く始末…。 一年経ち、継続の切り換え時期に、晴れて辞めたときには、本当に晴れ晴れしました。 気の進まない習い事は、本当に辛いです。楽しければあっという間の一年が、恐ろしく長いです。お子さん、もし、バスケにそんなにテンションが上がらないのなら、一年半つづけたのは、偉いです。もう、四年間くらいの価値があると思います。 辞めるとき、親の方が、手続きや理由など、荷が重いですよね。私も、胸がドキドキ、気が重かったです。でも、乗り越えると、明るい未来も見えますよ。今年のことは、今年のうちに、しっかり整理して、おせちをおいしく食べよう！というのは、どうでしょうか。 この一年半、身に付いたことも多かったでしょうし、無駄ではなかったはずです。娘も、だいぶ、本気になったときの字は綺麗になりましたから。胸を張って、次のステージに進まれてはいかがでしょう。