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そもそも漫画の映画化を製作側と交渉する原作の二次使用管理は漫画家ではなく出版社が持っていることが多いので、たいていの漫画家は直接交渉する立場ではありません。 いわば芸能事務所に所属しているタレントみたいなものですから、漫画家個人が漫画の権利を一括して管理したいのなら、最初から自分で個人事務所を作って、出版社と権利関係を含む事細かな契約書を作った上で仕事を始める以外にはないでしょう。 欧米ではそういう出版社との交渉をするエージェントのようなところがあるらしいですが、日本では個人で出版社に売り込むしかなく、無名の新人時代に出版社と対等に契約書を作る人などまずいないと思います。 出版社は「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の集英社のように、映画に出資するケースもありますから、その場合はその出資額に応じた興行収入の分配は受け取れます。 漫画家は個人で映画に出資してでもいない限り興行収入の分配は受け取れませんが、パッケージソフトなど二次使用になった時は歩合制で売り上げの何%かはもらえるようですから、ヒット作品などの場合この段階でかなりまとまった金額は受け取れるようです。
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