「海外に住み」とおっしゃるのが、単に数年間とかの短期間なのか? それとも、最初から人生一生を海外で過ごす事を目論んでいるのか?
既に、回答がありますが、日本の大学で日本の企業に就職して、海外出向で数年間の駐在、帰国後再度他国に駐在数年とかの手もありますが。
最初から海外に一生住むのであれば、大学か大学院の進学は海外に行く。 それで、その所在国で現地企業に就職し、その後永住権を取得する。
ですから、仕事は何があるのかと言う前に、短期か長期かによって攻める方法も異なるんじゃないかね!
一方で、「海外で働く仕事」は、これも既に回答が着いていますが、日本にある職業と同じと考えていいでしょう!
ただ、今時専門学校を出ただけで、新卒寿司職人を雇ってくれる海外の飲食店は、まずありませんし、その国に入国・就業するビザが貰えませんよ!
また、海外企業では、新卒を採用するというのがなかなかありません。 経験のある人を雇うので、日本のような新卒一括採用がなく、経験者を退職者の後釜、増員で都度採用することが多いのです。
で、海外で卒業しても、その国の人間はビザなどは必要なく、実家もあるでしょうが、外国人である貴方が就職が決まらなければ、不法滞在で帰国になりますし、第一、衣食住に困りますよね。
この点で留学卒業生は不利になります。 ただ、国によっては、卒業後トライアルで働ける短期ビザを自動的に付与するところもありますので、それは各国の情報を調べておく事ですね。
ですから、「仕事が」という前に、どの国を目指すかも重要な要素になります。
私は、英語圏二カ国十年、アジア圏四ケ国十数年と海外駐在を経験しましたし、その為に娘二人は海外で卒業・就職して結婚しています。
ですから、海外で日本から駐在で来た方、現地採用で居住している方、その国の方と婚姻して移住されている方、投資で自営業(飲食店含め)として移住されている方などを見てきました。
それと、残念ながらかっての様に無手勝流で海外に出て、永住権を取得できる時代はもう何十年も前に終わっています。
それで、結論ですが、私が推薦したいのは、国内大学を出て海外展開している企業に就職することです。 会社の駐在員として海外勤務、そこで現地企業に転職、数年後に永住権を取得するのが、割と上手く海外に移住する方法かと。
理系技術者でも文系営業職でも、ともかく、駐在に出ることから始めると言うことです。
東南アジアには中小企業で、海外対応できる人材が不足して、会社の運営・経営が上手くいっていないところが多く、海外経験があって能力・技能があれば、コロナが治れば、直ぐに採用されるでしょうね!
実際、私の場合、米国でヘッドハンテイングを受けました。 ただ、当時、長女が大学進学を控えていましたので、いつクビになるか、自分自身が利益を上げ、部署全体も儲かっていても、ある日突然コアービジネスでないからと、人員込で身売りされるかも分からない社会ですから、恐ろしくて丁重に辞退しましたが。
政府が、グロ-バルな社会とか言っていますが、今の日本はそんな状況にはありません。
ぜひ、海外に出て飛雄できる人材になってください。
写真は最初の赴任地、シドニーの自宅裏庭で撮った写真です。
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