江戸時代の下請け職人ってただの職人と何がちがうのですか。お店から作る品物指定され、また工賃も下げられたりしてる職人ですか?
江戸時代の下請け職人ってただの職人と何がちがうのですか。お店から作る品物指定され、また工賃も下げられたりしてる職人ですか?
日本史・19閲覧・25
ベストアンサー
江戸職人の制度や 生活方法は意外と知られていないかも。 本で読んだ知識のみ。 *殆どの人がフリーで、その日の手間賃で生活していた。腕の立つ人は、自慢で夜越しの金を持たない、と言ったのは有名な話。 *御用聞きで、直接武士、旗本の家の裏口で聞き、その場で作業時間と工賃を提示。一人でできない仕事は持ち帰って、同業に手助けを求める。下請けは、このことを言うはず。 *親方と弟子がセットで仕事する大工さんなどは、家業式になっていて同じところに寝泊まり。 発注者、武士は値切ることをしない、職人は吹っかけない、地位が違う人への行儀の良さが了解としてあった。江戸職人は、武士との接触の中から、義理堅さ、キップの良さ、二言がない事などが、人間の美しい姿と考えられるようになり、全てのものを即決した。 商人は、反物、衣服、農産物、木材、酒類などを一時在庫する業種。仲介する事で価格変動中より、富を得やすかったが、社会的には何もしないのに富を得る人と考えられていた。あとは、各藩のお抱え指定業者がいて、江戸藩邸の一切のもの、運送や生活品も含めて一任されていたから、平和な時代に商人はだんだん豊かになったのです。 商人が仲介して仕事を依頼する今の方式とは違うから、職人下請けは工賃を値切られ、上前をはねられることは無かった。他人に無理を言って、お上に反する人にされたら大変ですからね。
質問者からのお礼コメント
ありがとうございました。
お礼日時:1/25 12:45