(保険料の減免などは、今は良くても後々苦しくなりそうなので出来ればしたくありません。)
国保料の減免は、保険料を免除か軽減をしてもらえる制度ですけど、将来に何も影響はなく、医療費の7割公的負担も高額療養費も普通に受けられる制度ですので、後々苦しくなることは一切ありません」。保険料を納められないということでしたら、国保料の減免を申請しましょう。
<何か手立てや方法はないでしょうか?>
あなたの住む自治体は、国保料に均等割と所得割しかない自治体なら、住民票を所得がある「夫」と所得がない「妻子」で分けることによって、国保料が安くなります。所得がない世帯は、均等割が7割軽減になるからです。
世帯割、平等割がある自治体では、世帯割平等割が二倍になってしまうので、均等割の軽減があってもどちらが得かは計算してみないとわかりません。
もし、均等割と所得割しかない自治体なら、住民票の世帯分離をしましょう。ただし、住民票の世帯分離は「国保料を安くしたいから。」という理由では、受け付けてもらえません。あくまで、「夫と妻子は生計が別である」ということで世帯分離ができます。
なお、夫と妻は生計が別だから、住民票の分離をしたとしても、妻子が夫の税法上の扶養になるのには、全く問題ありません。
税法上の扶養には、住民票が一緒になっていることという条件がないからです。
まあ、実際には、国保料を安くするために、所得がある「夫」と所得がない「妻子」で分ける世帯は滅多にないと思いますけど(もうすぐ離婚しそうな感じに見えますし)、理論上は可能ですよ。
住民票が別になっても、特に不都合はありませんので、もし、国保料が高くて納められないと言うことでしたら、住民票を別にすることを考えてはいかがでしょうか?
国保料は高いですが、その国保料で賄えているのは国保運営にかかる経費の4分の1程度です(残りは、税金から補填しています。)。政府は保険料の割合を2分の1にしたいと考えていますので、今後国保料は更に上がっていくものと考えられます。