96式自走120mm迫撃砲は73式装甲車の車台をエクステンドして後部座席だったところに余裕を持たせて120ミリ迫撃砲を収納できるスペースを確保してい
96式自走120mm迫撃砲は73式装甲車の車台をエクステンドして後部座席だったところに余裕を持たせて120ミリ迫撃砲を収納できるスペースを確保してい ます。その際転輪も73の5個から96では6個に増やしています。転輪の間隔を広くして5個で済ませるということはしていません。 10式戦車ではなぜすきっ歯が許容されたのでしょうか?橋梁通過を方便として新戦車の予算を取ったため、是が非でも90式戦車よりも軽くなければならない、ということが財務省対策のため至上命題だったので、足回りの信頼性をないがしろにしても、軽量化を達成する必要性があったためでしょうか? どうせ戦争など自衛隊がするわけないのだから、戦場の酷使に履帯が耐えられなくなるなどは考慮する必要はない? 万が一に陸自が戦火を交えることになっても、機甲科隊員の戦死は国威発揚のため不可欠?
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ベストアンサー
73式APCは総重量13.3トンで10脚、1脚当たり1.3t、96式120MSPは23.3トンで12脚、1脚当たり1.94トン 脚数が少ない73式APCの方が履帯負担が少なく高機動であることが分かります。73式APCと同程度の機動力を得るためには全18脚で1.29トンになる計算ですから、逆に片側9脚にする必要があるのに6脚しかないといえます。 油気圧サスペンションはトーションバーよりも耐用荷重が大きい特性があります。 チャレンジャー2(62.5トン~75トン):全12脚(1脚当たり5.2~6.25トン) ルクレール(56.5トン):12脚(1脚当たり4.7トン) K2(55トン):12脚(1脚当たり4.58トン) 10式戦車(44~48トン):10脚(1脚当たり4.4~4.8トン) 上記のように10式は片側5脚でもルクレール戦車並みの高機動が得られるのは至極当然であるわけです。 ちなみにトーションバー式を見てみましょう ・M1(55トン)~M1A2C(67トン):14脚(1脚当たり3.9~4.8トン) ・レオパルト2(55トン)~A7(62.5トン):14脚(1脚当たり3.9~4.46トン) ・M60A1(48トン)~A3(49.5トン):全12脚(1脚当たり4~4.1トン) 御覧のように有利な油気圧と不利なトーションバーで同程度であるという事は10式戦車は片側5脚でも全く問題無いという結論しか見出しません。
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数値ではなくて、敷き詰めて面で圧しないと履帯の動揺を抑えきれずがたつきが生じてしまいます。となると転輪にもショックアブゾーバの企図した収拾方向以外の剪断荷重が働くことになり、転輪の摩滅を呼ぶ可能性が、転輪を稠密配置しているタイプよりも強くなることは明白です。10式戦車は耐久性よりも、軽量化、さらに言えば堅牢に作りすぎると更新需要を呼び込めないので耐用年数をグッと短く設計している疑いがあります。
質問者からのお礼コメント
私を論破するには論拠が弱いですね。惜しいです
お礼日時:1/21 5:58