ピアノの耳コピについてです。
ピアノの耳コピについてです。 現在、耳コピを勉強していまして、Cスケールに置き換えてある程度メロディーとコードを再現する事ができている状態です。 将来的には作曲もしたいと思っております。 Cスケールに置きかけている理由は、単純に白鍵と臨時符号のみで引く事ができるのと、各コードの押さえ方を形として捉えてしまっているため、別のキーになると押さえ方がわからなくなってしまうからです。 自分は絶対音感を持っていないので、相対音感的にはCキーにした状態で満足してしまいつつあるのですが、やはり原キーで引くことのできるよう全スケールのコードの押さえ方をマスターした方がよろしいのでしょうか? それとも、Cスケールの耳コピを突き進めてトランスポーズに頼ってしまうのもアリなのでしょうか…? 最も聞きたいことは原キーで引く事のメリットについてです。弾いていて原キーではないなと感じてはいるのですが、たまたま作曲者様がCではないスケールで作曲をしただけで、Cスケールで作曲していた可能性もあったのではないかなどと考えてしまいます。正直そのレベルで違和感を感じません。 音楽について独学でやっているレベルの初心者ですので、どうぞお手柔らかにお願いいたします。
ベストアンサー
耳コピ とは 演奏を真似して、記譜・記録することなく、直接演奏すること。 「スケールに置き換えてある程度メロディーとコードを再現する事ができている状態」とは、オリジナルのキーとは違うCメジャーに移調して弾けるということかな。それは素晴らしい相対音感をお持ちですね。絶対音感では感覚的に移調に対応することができませんから。また電子楽器ならばトランスポーズで12キー対応の移調楽器になります。ハ長調以外の楽譜も演奏できるようになれば、オリジナルキーで聴音して演奏することができるようになるでしょう。 コードネームに対応する鍵盤の押さえ方は、キー・スケールとか関係ありません。ディグリーネームのⅠ,Ⅱm,Ⅲm,Ⅳ,Ⅴ,Ⅵm,Ⅶdimと混同してるかな? 鍵盤はルートが変わると押さえ方も変化してしまうので覚えるのがちょっと面倒ですが、1曲の中で使われるコードは限られていますので、事前に確認しておけば大丈夫。コードの構成音はルートとコード名でわかります。 平均律以前のクラシックでは移調で生じる調性感の違いは大きな問題でしたが平均律で調律されている現代の音楽においてはキーの選択は声域・楽器の音域の都合です。 調性感について 1冊でわかるポケット教養シリーズ 数字と科学から読む音楽 (アインシュタインとヴァイオリン ~音楽のなかの科学~ の文庫化) 西原稔 (著), 安生健 (著) この中で平均律以前に多くの研究者が論じた調性感が紹介されています。
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