シリンダ内のクーラントの膨張・収縮の圧を逃がすための穴なので、
エア抜きとは関係ないです。
液体は温まると膨張、冷えると収縮するわけで、
サーモが何℃で開閉するか知らん(60℃くらい?)けど、
穴が無い場合はサーモが閉じてシリンダ内(ウオータージャケット内)の
クーラントが冷えて収縮すると、ジャケット内が負圧になって
サーモ弁が引っ張られ、かじって開閉できなくなってしまったり、
熱で膨張した場合はかじる事は無いけれど、本来の動作する仕組みとは違って無理矢理に開くことになるので、サーモ弁の早期劣化や破損につながるのです。